授業科目・時間割ソフトウェアサイエンス主専攻

ソフトウェアサイエンス主専攻では、情報を「ソフトウェア」と「コンピューティング」の視点で捉え、演習・実習を取り入れた初歩からの教育を通して、未知の問題に対処し、新しい分野を切り開く能力を有する人材を育成します。

人間を認識して追従する移動ロボットの写真
 

「美しい音色の音楽で心地よい目覚めの朝を迎えた『私』は、朝食を取ろうと冷蔵庫を開けた。これも親孝行。実家では『私』が冷蔵庫を開けたことだって分かるようになっている。親子でもプライバシーが必要だと思うのだが・・・携帯の鳴る音。最近の携帯は、大型スクリーンにも表示できてインタラクション可能。便利になったものだ。

元気な親の姿を見て、安心した『私』は、いつものように世界のニュース・お天気情報を収集する。最近の天気予報は信頼できる。モデル化と解析方法が良くなったらしい。おっと、アシスタントロボットが遅刻しないように催促しにきた・・・。移動しながら調べることにするか。」

モデル検査法:エラー状態に到達するかどうかの全自動検査のイメージ
 

これは、我々が予想するIT(情報技術)がもたらす未来のほんの一場面に過ぎません。コンピュータは様々な機能を備え、我々の生活に浸透し始めています。これは、現代のコンピュータが既に、複雑な情報を即座に処理する能力を持ち始めているからです。

今後、さらに進化した未来のコンピュータを用いれば、自然や社会、更には、人間の脳に存在する多種多様な情報を取り扱えるようになると期待されます。しかし、そのためには、情報とは何かを知り、目に見えない情報を如何に表現して処理すべきかを考えることが必要不可欠です。ソフトウェアサイエンス主専攻では、情報の本質に迫り、情報の意味・表現・処理の基本となる理論と応用技術を学びます。

大規模数値シミュレーション技術の開発のイメージ
 

キーワードは、「プログラミング&コンピューティング」、「ロボティックス&インタフェース」、「モデリング&アルゴリズム」です。これらの技術が冒頭の未来の「私」の生活を支えるのです。

ソフトウェアサイエンス主専攻では、情報を「ソフトウェア」と「コンピューティング」の視点で捉え、演習・実習を取り入れた初歩からの教育を通して、未知の問題に対処し、新しい分野を切り開く能力を有する人材を育成します。