ワードプロセッサ、Emacs 自動保存

					2014年06月03日
情報科学類 コンピュータリテラシ

                                       筑波大学 システム情報系 情報工学域
                                       新城 靖
                                       <yas@cs.tsukuba.ac.jp>

このページは、次の URL にあります。
http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/coins/literacy-2014/2014-06-03
あるいは、次のページから手繰っていくこともできます。
http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/
http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/

■連絡事項

■補足

アプリケーションを終了する時も、シャットダウンと同様に丁寧に行いたい。 ウィンドウを閉じるのは、乱暴なことがある。

MacOSX では、ウィンドウを全て閉じても、アプリケーションは終了していない ことがある。一番上の「メニューバー」や Dock の実行を意味する光るバーの 有無を確認する。

◆HTMLとLaTeXの比較

[再掲(5月27日)] HTML と LaTeX は、基本的な考え方が似ている。 次のような HTML タグや LaTeX の命令を使って文書の構造を記述する。
HTML と LaTeX で文書の構造を表し方
HTML LaTeX
<TITLE> \title
<body> \begin{document}
<H1> \section
<H2> \subsection
<H3> \subsubsection
<P> 空行
<タグ id=""> \label
<A href=""> \ref
<UL><LI> \begin{itemize} \item
<OL><LI> \begin{enumerate} \item
<DL> \begin{description}
<PRE> \begin{verbatim}
<IMG> \includegraphics
<TABLE> \begin{tabular}
<ADDRESS> \author
見栄えは、スタイルシート(HTML)やスタイルファイル(LaTeX) で制御する。

再掲終わり

■オフィス・ツール

オフィスでよくつかうアプリケーションの集合。

◆共通科目「情報」で使っているドキュメント

筑波大学全学計算機システムホーム・ページ
http://www.u.tsukuba.ac.jp/
共通科目「情報(実習)」の手引き 2014年度
http://www.u.tsukuba.ac.jp/tebiki/tebiki.pdf。 上のホーム・ページから、左側のメニューの「共通科目「情報」」 >「学内用」>「手引き」と選択する。

■ワードプロセッサ

本質的なこと

◆Microsoft Word

ワードプロセッサの一種。 アウトライン・プロセッサと、簡単なドローツールを含む。 「スタイル」の機能がある。

◆文書の構造

画像をコピー&ペーストで挿入できる。あるいは、「挿入」メニューの「写真」 >「ファイルから画像」を選ぶ。

書式(format) も、このような単位で変更できるが、直接変更することはよくな い。スタイルを使うべきである。

あまり、表示方法には時間をかけない方がよい。時間をかけるならば、文書の 内容の添削にかけるべきである。

◆文書のレイアウトとセクション

「書式」メニューで「文書のレイアウト」ウインドウを開き設定する。

◆スタイル

主なものは、2種類ある。 HTML CSS, LaTeX を真似して、スタイルを定義して使うとよい。 見出しは、「目次」に現れる。

スタイル利用の効果

◆フォント

ある文字集合に対して、統一的なデザインを施した字形の集合。 The Unix Super Text 第49章 フォント 参照

フォントには、名前がついている。よく使われるフォントには、次の ようなものがある。

分類
Proportional (プロポーショナル)
横幅が文字によって違う。Times, ヒラギノ明朝、ヒラギノ角ゴシック, Osaka, MS P明朝、MS Pゴシックなど。
Fixed-width (等幅、とうはば、mono-spaced、固定幅)
横幅が文字によって同じ。Courier、Monaco、Osaka等幅、MS明朝、MSゴシックなど
Serif (セリフ)
線の端に飾りのひげがある。Times
Sans serif (サンセリフ)
線の端に飾りのひげがない。Helveticaなど。
明朝
漢字の場合、横が細く、縦が太い。
ゴシック
サンセリフ同様に、幅が同じ。
Regular/Bold/Italic/Bold Italic
標準/太字/斜体/太字で斜体
重さ(weight)
文字の太さ。数が大きいほど太い。
ポイント
フォントの大きさを表す単位。文書では、9-12ポイントが多い。
ビットマップ
文字のデータをビットマップで持つ。
アウトライン、ベクトル、スケーラブル、
輪郭線を座標データや数式で持つ。拡大しても、ギザギザが出ない。 TrueType (Microsoft + Apple), Adobe PostScript フォント (Type 1), Adobe CID (Character Identifier)。
レポート、論文などよく使われるフォント

◆テキストボックス

図を挿入する時には、単に挿入すると、「(大きな)文字」として扱われる。 位置をページに固定するには、「テキストボックス」を作り、その中にキャプ ション(説明)と共に入れる。

テキストボックスには、「アンカ(いかり)」がある。テキスト上のどのパラ グラフかに属する。テキストボックスは、基準になるパラグラフと同じページ に含めるようにする。

テキストの流し込み(float)とは、図の横にもテキストが来るようにする。これを実現 するには、テキストボックの書式設定のウインドウで、「レイアウト」タブの 「折り返しの種類」では、「四角」を選ぶ。

図は、ページの上に浮かせることが一般的である。これを実現するには、「レ イアウト」タブの「詳細」では、「横の配置」や「縦の配置」の基準を、「余 白」にして、位置をドラッグして合わせる。

「サイズ」タブの高さや幅で、大きさを調整する。図は大きく作って縮めた方 がきれいに印刷される。

図の場合、下に、図表番号(キャプション)を入れる。 表の場合、上に、図表番号(キャプション)を入れる。

Microsoft Word をドローツールとして使う時には、図は別ファイルに作って保 存しておき、テキスト・ボックスに挿入するとよい。

◆参照/クロスリファレンス

LaTeX のラベル定義(\label{})と参照(\ref{})と同様に、章、節、項の番号、 図番号、参考文献の番号などを参照することができる。

参照元を作成することを Microsoft Word では、「クロスリファレンス」を挿入すると考える。

参照先として、章、節、項を指定するには、「番号付きの項目」や「見出し」 のスタイルを設定する。図表の場合は、「図番号の挿入」を使う。

参照先が見つからないと「 エラー! 参照元が見つかりません。 」と表示される。

参照機能にバグがあり、「第0章」と表示されることがある。

◆パレット、ツールバー、リボン

スタイルの設定を簡単に行うために、次のような仕組みが利用できる。 これらは、「表示」メニューやツールバーのコンテキスト・メニューで表示・ 非表示を切り替えられる。必要な時に必要なものだけを表示した方が、操作が 楽になる。 「リボン」は、表示しないことを奨める。

◆描画機能

Microsoft Word には簡単な描画機能もあるが、使いにくい。まだ、 PowerPoint を使った方がよい。どうしても使う場合には、1つの図を1つのファ イルで作成してコピー&ペーストで挿入する。

◆形式を選択してペースト

ワードプロセッサでコピー&ペーストのペーストを行なう時、元の書式を保存 しないでテキストのデータだけをペーストすることができる。 Web ページからテキストだけを取り出す時に便利。表計算やプレゼンテーショ ン・ソフトウェアにも類似の機能がある。

◆アウトライン・プロセッサ

文書を木構造で作成していくためのプログラム。

Microsoft Word の場合、「表示」メニューから「アウトライン」を選ぶと、ア ウトライン・プロセッサとして働く。

◆Emacs outline-mode

Emacs にもアウトライン・プロセッサの機能がある。 The Unix Super Text 19章 Emacsの活用/19.3.2 その他のメジャーモード 参照参照。

■PowerPoint

プレゼンテーション(発表)のためのプログラム。

「スライド」を作っていく。1分1枚。

ツール自体の使い方は、それほど難しくはない。難しいのは、発表の組み立て 方である。

情報科学類では、プレゼンテーションを重視しているが、「コンピュータリテ ラシ」では、扱わない。発表の組み立てを指導することは、大人数で難しいの で。

プレゼンテーションを訓練する機会

PowerPoint を、ドローツールやアウトライン・プロセッサとして使っている人 もいる。

■Emacs

◆自動保存(auto-save)

The Unix Super Text 12.3.9 自動バックアップ、自動セーブとリカバリ 参照手引き 3.3.2 参照

Emacs には、C-x C-s で明示的にファイルに保存しなても、ある程度 編集をすると、自動的に保存する機能がある。たとえば、 「file1.txt」 というファイルを編集していると、前後に#が付いた 「#file1.txt#」 というファイルが作られる。 このファイルの文字コードは、「emacs-mule-unix」 になっている。この文字 コードのままレポートとして投稿するなど、Emacs 以外のプログラムに渡して はならない。他のプログラムに渡す時には、EUC-JP など、他のプログラムでも 解釈できる標準のコードにする必要がある。 そのためには、 set-buffer-file-coding-system を使う。

◆universal-coding-system-argument

Emacs は既存のテキストファイルを開く時に文字コードの自動判定を行う。こ の判定は、強力ではあるが、時々判定に失敗する。その時には、文字コードを 指定しながファイルを開く方法がある。
M-x universal-coding-system-argument [←]
以後、文字コードを指定し、C-x C-f の操作を行う。

■実習

実習時間中には、 以下の課題をできるだけ多く行いなさい。全部を行う必要はない。

★練習問題(1401) HTMLファイルのプレーン・テキスト化:w3m

w3m は、 iTerm 等の文字端末の中で動作する Web ブラウザである。 w3m を使うと、HTML ファイルをタグを含まないテキスト(プローン・テキスト)に 変換することができる。この機能を確認しなさい。

$ w3m -s index.html > index.txt [←]
                                         w3m の -s オプション (SHIFT_JIS)
このように、w3m に -s オプションを付けると、 文字コードとして Shift_JIS が使われる。他にも、-e (EUC) や -j (JIS) オプションがある。

★練習問題(1402) HTMLファイルのプレーン・テキスト化:Firefox

Firefox には、HTML で記述されたファイル(やWeb ページ)を保存する機能がある。 この時、元の HTML ではなく、テキストで保存することができる。この機能を 確認しなさい。

★練習問題(1403) 文字コードの確認と変換:Emacs

set-buffer-file-coding-system を使って、ファイルの文字コードを変更することができる。 このことを確認しなさい。

変更の前に、現在の文字コードを確認する。

次の手順で、文字コードを変更する。 変更後は、C-x C-s でそのまま保存するか、 C-x C-w で別のファイルへ保存する。

★練習問題(1404) Emacs universal-coding-system-argument

Emacs は既存のテキストファイルを開く時に文字コードの自動判定を行う。こ の判定は、強力ではあるが、時々判定に失敗する。その時には、文字コードを 指定しながファイルを開くとよい。この機能を使ってみなさい。

Emacs で文字コードを指定しながらファイルを開くには、次のようにする。

  1. 次のように打つ。
    M-x universal-coding-system-argument [←]
    M-x は、Esc x でもよい。
  2. すると、ミニバッファに次のような表示がなされる。
    Coding system for following command (default, xxx): 
  3. このプロンプトに対して文字コードを指定する。 以下の例では、euc-jp-unix を指定している。
    Coding system for following command (default, xxx): euc-jp-unix[←]
  4. 続いて C-x C-f (find-file) を実行する。

★練習問題(1405) 標準出力の切替えと元のファイルへの書き戻し

標準入出力の切り替え(redirection リダイレクション) を使う時には、入力ファイルと出力ファイルを別のものにする。 次の例は、テキストファイルfile.txtの漢字コードを Shift_JIS に変 換しようとしているが、この方法は うまくいかない (重要なファイルで試してみてはいけない)。
$ nkf -s file.txt > file.txt [←]
その理由は、標準出力の切り替え> を使った瞬間にファイルの内 容が消されるからである。漢字コードを変換したい時には、次のように一度、 別の一時ファイル(temporary file)に保存する。
$ ls tmpfile [←]
ls: tmpfile: No such file or directory
              (ファイルが存在しないことを確認)
$ nkf -s file.txt > tmpfile [←]
$ mv tmpfile file.txt [←]
$ []
なお、この方法ではファイルのモードは保存されない。必要なら ls -l で調べ て、後でchmod で戻す必要がある。

★練習問題(1406) 文字コードの確認と変換:nkf

nkf (network kanji finter) は、漢字コードを変換するコマンドである。 nkf コマンドに --guess オプションを付けると、 文字コードの推定を行い、(返還後のデータではなく)推定結果を表示する。 この機能を用いて、文字コードの判定を行いなさい。
$ nkf --guess file.html [←]
$ nkf --guess file.txt [←]
必要ならば、文字コードを変換しなさい。次の例は、「-s」オプション を用いて、Shift_JIS へ変換している。
$ nkf -s file.txt >  file-sjis.txt [←]
-s」オプションの他に、 -e (EUC)、-j (JIS)、-w (UTF-8) オプションもある。

★練習問題(1407) 文字コードの変換:lvコマンド

lv コマンド は、長いファイルを1ページづつ読むためのプログラム(ページャ)であるが、 ファイルの文字コードを画面(端末)の文字コードへ変換しながら表示する機能 がある。画面の代わり、標準出力をファイルを切り替えることで、文字コード 変換プログラムとしても利用できる。このことを確認しなさい。
$ lv -Os < file.txt > file-sjis.txt [←]
$ lv -Oe < file.txt > file-euc.txt [←]
$ lv -Oj < file.txt > file-jis.txt [←]

★練習問題(1408) TeXファイルのプレーン・テキスト化(detexコマンド)

detex コマンドで TeX (LaTeX) ファイルから 「\」で始まる TeX の命令を削 除しなさい。
$ detex file.tex > file.text [←]
$ detex file.tex | nkf -s > file.text [←]

★練習問題(1409) Microsoft Word の実行

coins でMicrosoft Officeに含まれるプログラム(Microsoft Word, Excel, PowerPoind等) を最初に実行した時に、様々な問い合わせがなされることがあ る。次のようなことを参考に答えなさい。ほとんどの項目には、No で答えても 良い。不明な点は、TA や教員に聞きなさい。

★練習問題(1410) Microsoft Wordの実行と終了

Microsoft Word を実行しなさい。

★練習問題(1411) Microsoft Word: ヘルプ

Microsoft Word を実行しなさい。そいて、一番上のメニューバーにある「ヘル プ」メニューから「Word ヘルプ」項目を選択しなさい。

「オフライン」は、ネットワークに接続されていなくても利用できる。「オン ライン」では、Web ブラウザにより、オフラインよりもより詳しい情報、新し い情報が表示される。

右上のテキストボックスにキーワードを打ち込み、リターン・キーを押すと 検索することができる。 一番上の「トピック」ボタンを押すと、「目次|検索」のサイドメニューの表 示・非表示を切り替えることができる。

目次や検索を使って、次の項目を確認しなさい。

ヘルプを終了しなさい。

★練習問題(1412) 共通科目「情報」で使っているドキュメント

共通科目「情報(実習)」の手引き 2014年度 に含まれている Microsoft Word の章を表示しなさい。

★練習問題(1413) Shift JISテキスト・ファイルの作成

Microsoft Word で読み込むためのテキストファイルを作成しなさい。次の方法 が考えられる。 漢字を含むテキストの場合、文字コードとしては、Shift JIS を使うとよい。 Shift JIS に変換する方法としては、次のような方法がある。

★練習問題(1414) テキスト・ファイルの読み込み

文字コードが Shift JIS のテキスト・ファイルを、ワードプロセッサに読み込 み、ワードプロセッサの文書として保存しなさい。
  1. Microsoft Word を実行する
  2. 一番上のメニューバーにある「ファイル」メニューから「開く」を 選ぶ。
  3. ファイルを開くウィンドウで、場所(ディレクトリ)を選ぶ。
  4. 選択対象として「全ての読み込み可能なファイル」を選ぶ。
  5. 「開く」ボタンを押す。
  6. 「ファイル変換」のウィンドウが表示されたら、 文字コードとて「Mac OS(既定値)」や、 その他の「Japanese (Mac OS)」等、適切なものを選ぶ。
  7. 「OK」ボタンを押す。
読み込んだテキスト・ファイルを、次のようにして保存しなさい。
  1. 一番上の「ファイル」メニューの「別名で保存」を選ぶ。
  2. 「場所」として、ディレクトリを選ぶ。 「名前」の右の「▼」や「▲」を押 すと、ディレクトリを選択する表示が変化する。
  3. 「フォーマット」として、 「Word 文書(.docx)」か 「Word 97-2004 文書(.doc)」を選ぶ。 フォーマットにより「名前:」にあるファイル名の 拡張子が変化することを確認する。必要なら手動で書き換える。
  4. 「名前:」のものを、分かりやすいものを入れる。
  5. 最後に、「OK」ボタンを押す。

★練習問題(1415) コピー&ペーストによるテキストの取り込み

Web ブラウザやプレビュー等でテキストが選択できる場合、それをワードプロ セッサに取り込むことができる。これを確認しなさい。
  1. Firefox 等の Web ブラウザで、必要なテキストを選択し、 「編集」メニューで「コピー」を選ぶ。
  2. Microsoft Word を実行する。
  3. 実行すると、自動的に空の文書ファイルが表示される。表示されない時には、 一番上のメニューバーにある「ファイル」メニューから 「新規作成」を選ぶ。
  4. 一番上の「編集」メニューの「形式を選択してペースト」を選ぶ。
  5. 「ペーストする形式」として「テキスト」を選び、「OK」を押す。
  6. 一番上の「ファイル」メニューの「別名で保存」を選ぶ。
  7. 「場所」として、ディレクトリを選ぶ。 「名前」の右の「▼」や「▲」を押 すと、ディレクトリを選択する表示が変化する。
  8. 「フォーマット」として、 「Word 文書(.docx)」か 「Word 97-2004 文書(.doc)」かを選ぶ。
注意: 「形式を選択してペースト」ではなく「ペースト」を選ぶと、書式まで 含めてコピーされることがあり、今日の課題へ回答するには問題がある。今日 の課題では、ペーストする時には、必ず「形式を選択してペース ト」を選び、ペーストする形式として「テキスト」を選びなさい。

★練習問題(1416) 編集機能

次の操作を行いなさい。

★練習問題(1417) テキスト・ファイルに対するスタイルを用いた整形

読み込んだテキスト・ファイルに対して、スタイルを用いて整形しなさい。
  1. 「ファイル」メニューの「ページ設定」で紙の大きさや向きを指定する。
  2. 「書式」メニューの「文書のレイアウト」を選び、「文字数と行数」、 「余白」を調整する。この時、「選択範囲」は、「文書全体」になっているこ とを確認する。 最後に「OK」ボタンを押す。
  3. テキスト全体を選択(「編集」メニューで「全てを選択」)し、全体を「標準」 や「本文」にする。
    • 「編集」 メニューから「全てを選択」を選ぶ (Command+A)
    • 「書式」メニューから「スタイル」を選ぶ。「文字/段落スタイル」の設定の ウインドウが開かれる。
    • 「スタイル:」の項目の中から、「標準」を選ぶ。
    • 「設定」ボタンを押す。
  4. 表題、見出し、箇条書きなど、「標準」以外のスタイルを設定したいテキ ストを、マウスで選択する。
  5. 「書式」メニューから「スタイル」を選ぶ。
  6. 「一覧:」では「現在使われているスタイル」ではなく、 「全てのスタイル」を選ぶ。
  7. 次のようなものから適切に選ぶ。
    • タイトル部分ならば、「表題」
    • 見出しの部分を、「章/節」、「見出し1」、「見出し2」、・・・、
    • 番号なし(「・」)の箇条書きの部分は、「箇条書き」、「箇条書き2」、・・・
    • 番号付きの箇条書きの部分は、「段落番号」、「段落番号2」、・・・
3. の手順を行わないと、「書式なし」となってしまい、スタイルの調整がやり にくくなる。

★練習問題(1418) 書式パレット

書式パレットを表示・非表示を切り替えなさい。 書式パレットの次の機能を利用してみなさい。

★練習問題(1419) ツールバー/書式設定

書式設定のためのツールバーの表示・非表示を切り替えなさい。 書式設定ツールバーの次の機能を利用してみなさい。

★練習問題(1420) ヘッダとフッタ

ヘッダ、または、フッタを作成し、ページ番号を挿入しなさい。
  1. 「表示」メニューで「ヘッダとフッタ」にチェックを入れる。
  2. 必要な場所に、カーソルを移動させる。
  3. 「挿入」メニューから「ページ番号」を選ぶ。

★練習問題(1421) 環境設定

環境設定で、Microsoft Word の動作を自分の好みに変更することができる。 次のような変更を行うことを勧める。 次の操作を行い、これらを表示するように設定しなさい
  1. 「Word」メニューの「環境設定」を選ぶ。 するとと、Microsoft Word の動作を変更する ためのウインドウが開かれる。
  2. 「作成および構成」のグループにある「表示」ボタンを押す。
  3. 「表示」グループにある「アンカー記号」にチェックを入れる。
  4. 「編集記号」のグループにある「段落」にチェックを入れる。

★練習問題(1422) テキストボックスと図

テキストボックスを使って、図を挿入しなさい。
  1. 「挿入」メニューから「テキストボックス→横書き」を選ぶ。
  2. 挿入したい場所でドラッグして、位置と大きさを決める。
  3. 図の中に3行、空行を入れる。
  4. 上の行に、「挿入」メニューから「写真→ファイルから画像」を選ぶ。
  5. 下の行に、キャプション(次の練習問題参照)を入れる。
環境設定で、アンカー記号を表示しなさい。 アンカー記号を表示したら、ドラッグして、アンカーの位置を変えてみなさい。

次のようにして、テキスト・ボックスの書式を変更しなさい。

  1. 目的のテキスト・ボックスにマウスのカーソルを移動させる。 すると、 テキスト・ボックスの外縁まで来た時に カーソルの形状が「十字の矢印(←↑↓→)」になる。
  2. シングルクリックでテキストボックスを選択する。
  3. 「書式」メニューから「図形」を選ぶ。 あるいは、 「書式」メニューの「テキストボックス」を選ぶ。 すると、テキストボックスの書式を設定するウインドウが表示される。
書式としては、次のように設定してみなさい。

テキストボックスの2行目に、図を挿入しなさい。

★練習問題(1423) 図のキャプション

テキストボックス内にある図にキャプションをつけなさい。
  1. テキストボックス内にある画像をクリックして選択する。
  2. 「書式」メニューの「図」、 または、コンテキストメニューの「図の書式設定」を開く。
  3. 「レイアウト」を「行内」にする。
  4. 「OK」ボタンを押し、図の書式設定を終了する。
  5. テキストボックス内にある画像をクリックして選択する。
  6. 「挿入」メニューから「図表番号」を選ぶ。 あるいは、コンテキストメニューから「図表番号の挿入」を選ぶ。
  7. 「ラベル名」から適当なものを選ぶ。図の場合、「図」を選ぶ。 (新しく「ラベル名」ボタンで作成することもできる。 必要なら、「番号付け」を変更する。)
  8. 「図1 」の右側に説明(キャプション)のテキストを打ち込む。
  9. 位置:として「選択した項目の下」となっていることを確認する。
  10. 「OK」ボタンを押す
図のキャプションは、後で修正することもできる。「図+番号」の部分は、削除 しないこと。

★練習問題(1424) 参照(クロスリファレンス)の挿入

Microsoft Word では、次のようなものを参照することができる。 この機能を利用してみなさい。この機能を利用する前に、番号付きの見出し (章、節、項)や図のキャプションを先に設定しなさい。
  1. 参照(元)を挿入したい部分にカーソルを移動させる。
  2. 「挿入」メニューから「クロスリファレンス」を選ぶ。
    • 「参照する項目」として「見出し」の場合、 「クロスリファレンスの文字列」として「見出し番号」 を選ぶ。番号に続き、「1章」「1節」のように続ける。
    • 「参照する項目」として「図」の場合、「番号とラベルのみ」を選ぶ。
  3. 「挿入」ボタンを押す。
  4. 「閉じる」ボタンを押す。

★練習問題(1425) スタイル変更ウインドウを表示

次のいずれかの手順で、スタイルの設定を変更するウインドウを表示しな さい。

方法1

  1. 「書式」メニューの「スタイル」を選ぶ。
  2. 目的のスタイルを選び、「変更」ボタンを押す。
方法2
  1. ツールパレットを表示する。
  2. 「スタイル」で、目的のスタイルを選ぶ
  3. 「▼」を押し、「スタイルの変更」を選ぶ。

★練習問題(1426) 見出しへの番号の付加

「見出し1」、「見出し2」等のスタイルを変更し、先頭に番号(1., 1.2 など) を付加しなさい。

★練習問題(1427) 段落の最初の行の字下げ

「標準」、または、「本文」のスタイルの設定を変更し、 段落の先頭を1文字字下げしなさい。

★練習問題(1428) 2段組み

セクション単位で、段組を変更することができる。 よく使われるのは、次のようなものである。 このような形式にするには、セクションを作成して、各セクションの段組み数 を変更すればよい。このことを試してみなさい。
  1. セクションの区切りにしたい所にカーソルを移動させる。
  2. 「挿入」メニューから「セクション区切り(現在の位置から新しいセクション)」を選ぶ。
  3. 後半のセクションの部分にカーソルを移動させる。
  4. 「書式」メニューら「段組」を選ぶ。
  5. 種類として「2段」を選ぶ。
  6. 設定対象として「このセクション」、または、 「これ以降」を選ぶ。
  7. 「OK」ボタンを押す。

★練習問題(1429) 書式の消去

Firefox 等の Web ブラウザから Microsoft Word 等に単純にコピー&ペースト でテキストをコピーした場合、HTML の書式が残ることがある。多くの場合、 HTML の書式(フォントや文字の大きさ)が不要であることが多い。次の手順で 書式を消去しなさい。

★練習問題(1430) 文書の表示領域の拡大

次のような設定を行い、文書を表示する領域を広げなさい。

★練習問題(1431) MacOSX テキストエディット

MacOSX に付属のテキストエディタ「テキストエディット.app(TextEdit.app)」 を使ってみなさい。

「テキストエディット.app」は、プログラムは、「アプリケーション」の中に ある。アプリケーションは、Finder で Shift+Command+A と打つか、「移動」 メニューから「アプリケーション」を選ぶ。次のように端末からコマンドを打っ てもよい。

$ open /Applications/TextEdit.app [←]

最初に実行した時には、ファイルの形式が RTF (Rich Text Format) になって いるかもしれない。RTF は、ワードプロセッサ間で文書を交換する時に用いる 形式である。レポートの提出で求められている「プレーンテキスト(plain text、単純に文字コードだけが並んでいるもの。タグやフォーマットの記述が 含まれていない。)」ではない。

テキストエディットが標準で扱う形式が RTF になっていた場合、次のようにして、プレーンテキストを標準にする。

  1. 「テキストエディット」メニューから「環境設定」を選ぶ。
  2. 「新規書類」タブを開く。
    • 「フォーマット」の所で「リッチテキスト」ではなく「標準テキスト」を選ぶ。
    • 「フォント」を見やすいものに変える。 たとえば、「Monaco 14」

Emacs で保存したファイルを「テキストエディット.app」で開くとどうなるか 調べなさい。逆に、「テキストエディット.app」で保存したファイルをEmacs で開くとどうなるか調べなさい。

どの文字コードなら「テキストエディット.app」で開けるかしらべなさい。ま た、改行コードがどうなっているかを調べなさい。

★練習問題(1432) MacOSX テキストエディットで扱えるエンコーディング

「テキストエディット.app」は、様々な文字コード(エンコーディング)のテキ スト・ファイルを読み書きできるが、標準ではメニューに現れていないことが ある。次の方法でメニューに現れるものを増やしなさい。 「テキストエディット.app」を使って、テキスト・ファイルの文字コードを変 換しなさい。「テキストエディット.app」は、ファイルを開く時に文字コード の自動判定の機能が弱い。その場合は、ファイルを開く時に明示的に選択する ことができる。この機能を使って、文字コードが EUC のファイルを開いてみな さい。
  1. 「ファイル」メニューから「開く」を選ぶ。
  2. ファイルを選択する。
  3. 「標準テキストのエンコーディング」を「自動」から「日本語(EUC)」に 変える。
  4. 「開く」ボタンを押す。
同様に、JIS コードのファイルを開いてみなさい。なお、Shift JIS について は、「自動」で対応できることが多い。

★練習問題(1433) ワードプロセッサ:テキストでの保存

ワードプロセッサで作成した文書を、テキスト形式で保存してみなさい。どの ようなテキストが生成されているかを観察しなさい。文字コードや改行コード がどうなっているか調べなさい。

★練習問題(1434) ワードプロセッサ:HTMLの生成

ワードプロセッサで作成した文書を、HTML 形式で保存してみなさい。どのよう な HTML が生成されているかを観察しなさい。Web ページ作成する時にワード プロセッサを利用することの利点と問題点について考えなさい。

★練習問題(1435) ワードプロセッサ:RTFの生成

ワードプロセッサで作成した文書を、RTF 形式(Rich Text Format)で保存し てみなさい。それを、lv コマンド、Emacs で観察しなさい。 もう一度、ワードプロセッサで開いてみなさい。何が保存され、何が失われる か観察しなさい。

★練習問題(1436) ワードプロセッサ:表

ワードプロセッサで表を作成してみなさい。 表の操作には、「罫線」メニュー、リボンの表と表のレイアウト、コンテキス トメニューが使える。

★練習問題(1437) ワードプロセッサ:数式

ワードプロセッサで数式を挿入してみなさい。
  1. 「挿入」メニューから「数式」を選ぶ

LaTeX と、次の観点から比較しなさい。

★練習問題(1438) フォントの観察

どのようなフォントが利用可能か調べなさい。

次の項目やフォントが含まれていることを確認しなさい。

フォントには、Regular、Bold、Italic などが含まれているものと含まれてい ないものがある。含まれていないものについても、ワードプロセッサでは利用 できる。その場合の印刷品質がどうなるか調べなさい。

★練習問題(1439) MacOSX テキストエディットによるMicrosoft Word文書の表示

「テキストエディット.app」により、Microsoft Word文書ファイルを開いて表 示してみなさい。また、RTF 形式で保存したファイルを開いて見なさい。何が 保存され、何が失われているか観察しなさい。

★練習問題(1440) Windows版Microsoft Wordとの比較

Windows で Microsoft Word を実行し、次のようなことを調べ、考察しなさい。

★練習問題(1441) LibreOffice

LibreOffice を利用してみなさい。
$ open /Applications/LibreOffice.app [←]
その機能を確認しなさい。使い勝手を評価しなさい。

★練習問題(1442) Microsoft Word のアウトライン・プロセッサ機能

2レベル(章、節、HTMLでは、<H1>と<H2>) または、 3レベル(章、節、項、 HTMLでは、<H1>、<H2>、<H3> )の見出しを持つ文書を作成しなさい。 それをアウトライン・モードで表示しなさい。 次の機能を確認しなさい。 これらの機能の多くは、アウトライン用のツールバーを表示すると、 簡単に利用できるようになる。 そのツールバーを表示するには、「表示」メニューの「ツールバー」項目の中で 「アウトライン」のチェックを入れる。

★練習問題(1443) Emacsのoutline-mode

Emacs の outline-mode を利用してみなさい。 The Unix Super Text 19章 Emacsの活用/19.3.2 その他のメジャーモード 参照参照。

準備として、次のようなテキストを用意しなさい。

ファイルを C-x C-f 等で開き、M-x outline-mode と打ち、アウトライン・モー ドにしなさい。そして、次のキー操作の機能を確認しなさい。
キー 機能
C-c C-t hide-body
C-c C-a show-all
C-c C-d hide-subtree
C-c C-s show-subtree
C-c C-p outline-previous-visible-heading
C-c C-n outline-next-visible-heading
M-x describe-bindings で、他にどのようなキー操作が可能か調べなさい。

ファイルとしては、次のものを利用してもよい。

★練習問題(1444) Emacsの自動保存

Emacsの自動保存の仕組みを確認しなさい。
  1. iTerm で端末を 2 つ開く
  2. 片方の端末で emacs を実行する
    $ emacs [←]
    
  3. C-x C-f ファイルを開く(存在しないファイル名をして新規作成する)
    Find file: ~/file.txt[←]
    
  4. emacs に適当な文字を打ち、30秒待つ。 その間にエコー領域(一番下の行)に次のような表示がなされる。
    Auto-saving...done
    
  5. もう1つの端末で、つぎのように打つ
    $ ls *file.txt* [←]
    
    以下は、「#file.txt#」というファイルが自動的に作られている。
    $ ls  -l *file.txt* [←]
    -rw-r--r--  1 yas  prof  4  4 29 20:44 #file.txt#
    $ []
    
  6. emacs で、C-x C-s でファイルを保存する。
  7. もう1つの端末で、つぎのように打つ
    $ ls *file.txt* [←]
    
    この結果、自動的に保存されたファイルは消え、保存したものだけが現れる。
    $ ls  -l *file.txt* [←]
    -rw-r--r--  1 yas  prof  4  4 29 20:50 file.txt
    $ []
    
  8. 再び、emacs で何か文字を入れ、30 秒待ち、自動保存が行われるのを待つ。
  9. もう1つの端末で、つぎのように打つ
    $ ls *file.txt* [←]
    
    この結果、2つのファイルが現れる。
    • C-x C-s で保存したもの
    • emacs の自動保存で保存されたもの
    $ ls  -l *file.txt* [←]
    -rw-r--r--  1 yas  prof  11  4 29 20:52 #file.txt#
    -rw-r--r--  1 yas  prof   4  4 29 20:50 file.txt
    $ []
    
  10. この状態で、emacs が動作している端末の右上の赤いボタンを押し、 強制的に終了する(普段の動作では行ってはならない)。
  11. もう一度、端末を開き、emacs を実行する。
  12. 2つのファイル(普通に保存したものと自動保存されたもの)がある状態で、 C-x C-f でファイルを開く。
    Find file: ~/file.txt[←]
    
    すると、次のようなメッセージが表示される。
    file.txt has auto save data; consider M-x recover-this-file
    
    一瞬の表示なので、見えない時には、一度C-x k で、そのバッファを消 して、もう一度C-x C-f でファイルを開く。
  13. 上の表示に従い、次のように打つ
    M-x recover-this-file[←]
    
    あるいは
    Esc x recover-this-file[←]
    
    あるいは、C-x C-f でファイルを開く変わり、
    M-x recover-file[←]
    と打ち、# がついていないファイルを指定する。
    Recover file: ~/file1.txt[←]
    
  14. recover-this-file または recover-file の結果、次のように2つの ファイルが表示され、ミニバッファ(一番下の行)に yes/no が問い合わされる。
    -rw-r--r--  1 yas  prof  4  4 29 20:50 /home/prof/yas/file.txt
    -rw-r--r--  1 yas  prof  11  4 29 20:52 /home/prof/yas/#file.txt#
    
    <中略>
    
    -EEE:%%-F1  *Directory*    All L1     (Help View)------------------------------------------
    Recover auto save file /home/prof/yas/#file#? (yes or no)  [←]
    
  15. これに対して yes と打つと、最後の自動保存の結果が復元される。

★練習問題(1445) PowerPointのドローツールとしての利用

PowerPoint で図を作成しなさい。それを、ワードプロセッサに挿入しなさい。

★練習問題(1446) PowerPointのアウトライン・プロセッサとして利用

PowerPoint を、アウトライン・プロセッサとして利用しなさい。

■課題14 ワードプロセッサ、Emacs 自動保存

今日の課題では、(1) と (3) [加点] の結果を、TA に提示し、確認番号を受け 取りなさい。レポートには、受け取った確認番号を記入しなさい。 締め切り日に確認番号を受け取ってから提出してもよい。

(1) スタイルを活用した Microsoft Word、または、LibreOffice の文書を作成 しなさい。元の文書としては、次のいずれかを利用しなさい。

次のような文書の構造に関連したテキストに対して,新たに自分で定義したス タイルや最初から定義されているスタイル(変更してもよい)を適応しなさい。 最終的な結果は、Web ページ、または、LaTeX と似せて作りなさい。完全に同 じでなくてもよい。フォントや文字の大きさが違っていてもよい。行間やイン デントが違っていてもよい。図は、別のものでもよい。

文書には、図を含めなさい。図は、テキストボックス を用いて、余白に固定しなさい。図は、ページの上に、表はページの下に来る ように固定することが一般的である。図には、図表番号とキャプションを付け なさい。

文書に、章、節、項、または、図等への参照を1つ以上含めなさい。 ページのフッタとして、ページ番号を入れなさい。 ページ番号は、ページの中央に配置しなさい。

今日の課題では、次のようなことをしてはならない。

(2) 「共通科目「情報(実習)」の手引き」の9章を読みなさい。 そして次の点について、次の項目について簡単に説明しなさい。

(3) [加点] Microsoft Word のアウトライン・プロセッサ機能、および、 Emacs の outline-mode の両方で、章、節、項等から構成される同じ木構造を 記述しなさい。木構造には、節を10個以上含めなさい。前者を TA に示し、確 認番号を受け取りなさい。後者のファイルを、レポートに含めなさい。

(4) [加点] 以下のドローツールのうち、2つ以上で図を作成しなさい。

ワード・プロセッサに図として取込み、品質を評価しなさい。レポートには、 利用したドローツール、および、ワード・プロセッサに取り込んだ方法、ベク トル形式かどうか、および、それをどのようにして調査したのかを記入しなさ い。


Last updated: 2014/06/06 09:42:12
Yasushi Shinjo / <yas@cs.tsukuba.ac.jp>