パスワード、Webブラウザ、端末、テキストファイル、Emacs

					2014年04月15日
情報科学類 コンピュータリテラシ

                                       筑波大学 システム情報系 情報工学域
                                       新城 靖
                                       <yas@cs.tsukuba.ac.jp>

このページは、次の URL にあります。
http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/coins/literacy-2014/2014-04-15
あるいは、次のページから手繰っていくこともできます。
http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/
http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/

■連絡事項

■実習室への入室

■ログインとログアウト

手引き 1.2 参照, The Unix Super Text 5章 参照

◆ログインの目的

悪いことをする時には、身元を隠すことがおおい。ログインすることで、 それを抑止する。

coinsでは、ログインの時にログイン名とパスワードを打ち込む。coins のログ イン名は、「s+学籍番号下7桁」。パスワードは、最大8文字。

◆パスワード

長くするだけで、安全性が指数関数的に高くなる。 1ビット長くすると、破る時間が2倍になる。 (「長さを2倍にすると破る時間が2倍になる」は、誤り)。

図? 指数関数

図? 指数関数

図? 指数関数

図? 指数関数

1文字(大文字小文字数字記号)増やすと、総当たりで破るのに要する時間が、 50倍から100倍近くかかるようになる。

文字の種類をアルファベット小文字だけに限ると、1文字増やしても20倍く らいにしかならない。

◆筑波大学統一認証システム

手引き 1.3 参照

利用者認証(ユーザ認証、user authentication)とは、アクセスしてきた利用 者が確かに本人であることを確認すること。コンピュータでは、ユーザ名とパ スワードがよく使われる。

筑波大学統一認証システムとは、 筑波大学内の 複数のコンピュータ・システム のアカウントで、共通の「パスワード」を使えるようにしたもの。

重要なアカウント

パスワードは、特別のページで変更する。すると、全部の提携しているシステ ムで変更される。ただし、共通なのは、パスワードだけで、 ユーザ名は異なる ことに注意しなさい。

例:

筑波大学全学計算機システム, coins
s学籍番号下7桁
Twins
学籍番号
アクセスポイント(無線ネットワーク(無線LAN))
学生証のバーコードに記載された13桁のID
パスワードを忘れた時には、所定の場所に学生証を持って行き、再発行手続きを行う。

◆よいパスワードの決め方の例

手引き 1.3 参照, The Unix Super Text 6.4節 passwd コマンド 参照

◆ログアウト

コンピュータを利用し終わったら「ログアウト」の操作を行う。

■ハイパーテキスト・ハイパーメディアと World Wide Web

ハイパーテキスト(hypertext)とは、内部に他のテキストへの「参照 (reference)」が埋め込まれているテキスト(文書、文字だけから構成される データ)である。ハイパーテキストという仕組みを使えば、テキストのある部 分から、関連している情報を含んでいるテキストのある部分を引き出すことが 簡単になる。

ハイパーテキストを拡張し、テキスト・データだけでなく、音声や画像などの データを扱えるようにしたものを、ハイパーメディア(hypermedia)という。 World Wide Web は、ハイパーメディアに基づいて 作られている情報提示のための仕組みである。

インターネットの雲、資源、リンク、ブラウザ

インターネット上の資源とハイパーメディア

◆URL (Uniform Resource Locator)

WWW では、資源を指し示すために URL (Uniform Resource Locator) という形式を使う。次に、URL の例を示す。

http://www.tsukuba.ac.jp/education/college.html

http
HyperText Transfer Protocol。WWWのデータを保持しているプログラム と、WWWを表示するプログラムの間でデータをやり取りするときの形式を定め た約束。
www.tsukuba.ac.jp
そのデータを持っているコンピュータの名前。
/education/college.html
そのコンピュータの中での資源の名前(ファイルの名前)。

◆httpとhttps

URL には、http: で始まるものの他に、https: で始まるものがある。 https で始まる場合、SSL という仕組みを使って通信路を暗号化されている (The Unix Super Text 下巻86.2章 参照, The Unix Super Text 29章 参照)。

http で始まるものは、通信路は暗号化されていないので、 通信内容(URLの一部、キーボードで打ち込んだユーザ名やパスワード、 クレジットカード番号など)が盗まれることがある。

https を使っていても、通信相手が偽物の場合には、意味がない。次の 方法で通信相手が本物かどうかを確かめる。

◆Shibboleth

Shibboleth (シボレス) とは、World Wide Web で利用者を認証する (本物の利用者かどうかを確認する)ための仕組み。

coins では、学類内の Web アプリケーションで学類で設置したShibboleth を 使って認証する。(学類の他に、統一認証システムも Shibboleth を提供してい る。)

Shibboleth を使う時には、次のような特殊なことが行われる。

Webブラウザ、Webページ1、2。1をアクセスすると、リダイレクションという結果が返され、自動的に、Webページ2が表示される。

Webページ間のリダイレクション(転送、自動的な切替え)

coins の Web ページで、パスワードを求められた場合、パスワードを打つ前に URL がhttps://idp.coins.tsukuba.ac.jp/で始まっている ことを目で確認すること。偽物(phishing)のWebページにパスワードを打っては いけない。

■Webブラウザ

World Wide Web のデータを表示するためのプログラム。 さまざまな種類がある。

◆Firefox

Firefox の icon 手引き 4.1節 参照。Netscape, Mozilla の後継。

MacOSX 以外にも、様々なオペレーティング・システムで動作する。

Firefox には、パスワード保存の機能がある。 ユーザ名とパスワードを打ち込んだ時に、それらを記憶するかどうか問い合わされることがある。

出席ボタン、パスワードの保存 (クリックで拡大)

この時、coins の環境ではパスワードを記憶しないことを推奨する。どうして も記憶したい時には、仕組みを理解し、「マスターパスワード」を設定し、暗 号化して記憶すること。

◆Safari

MacOSX Safari の icon MacOSX に付属しているブラウザ。 iMac で Firefox がうまく動作しない時の対処方法が書かれているページを表示する時に使える。

キーチェーンアクセス(Keychain Access.app)に機密データを保存する。

◆キーチェーンアクセス(Keychain Access.app)

MacOSX Keychain Access の icon パスワード等の機密情報を暗号化して保存するプログラム。

暗号化には、利用者が指定したパスワードを鍵として使う。

キーチェーンアクセスのパスワードとログインの時に打つパスワードを同じに していると、自動的に機密データの暗号を解いてアプリケーションに渡す機能 がある。Safari はこの機能を使っている。

筑波大学統一認証システム でパスワードを変更しても、キーチェーンアクセスのパスワー ドは変更されない。 パスワードを変更した後には、キーチェーンアクセスのパスワードも会わせて 変更するか、キーチェーンアクセスのデータを削除して新たに作り直すと良い。 変更しなかった場合、Safari 等を使っていると、古いパスワード(変更前のパ スワード)を求められることがある。

■人間とコンピュータの対話方法

人間の意思をコンピュータに伝えるには、次のような方法がある。
  1. マウス(ポインティング・デバイス)のクリック、ダブルクリック、ドラッ グなどの操作を使ってメニューやボタンを選ぶ。
  2. キーボードでいくつかの文字を打ち込む。最後にリターン・キー (エンター・キー、[←])を押すと、コ ンピュータは反応す。
  3. キーボードで1文字だけ打つ。リターン・キーを押さなくても、コンピュー タは応答す。
マウスを使う方法は、人間にとってわかりやすい。キーボードを使う方法 では、人間の意思を効率的にコンピュータに伝えることができる。ただし、 このためには、人間がキーボードの配列を覚える必要がある。

同じコンピュータでも、どのプログラムが動いているかによって、上のどの方 法が使えるかが変化する。また同じプログラムでも、局面に応じて上のどの方 法が有効が違うことがある。初期のコンピュータと比較して、最近のコンピュー タは、マウスだけで操作できる部分が大きくなってきている。しかし、電子メー ルを打ったり、文書を書いたりする局面では、キーボードを中心に使う方が、 マウスとキーボードの間での手の移動が少なくなるので、効率がよい。

次のような状態の時に、2の状態になる。

◆端末(Terminal)

(文字)端末は、1960年代のコンピュータの使い方を反映した言葉。

図? メインフレーム、端末、回線

図? メインフレームと端末

図? キーボード、端末、キーボード入力、画面出力、コンピュータ

図? 端末とアプリケーション

◆端末プログラム

現在では、文字端末は、コンピュータとキーボードと文字表示で対話するため の汎用のプログラムを意味する。

図? キーボード、端末プログラム、アプリケーション

図? 端末プログラムとアプリケーション

◆キーボード配列の覚え方

◆修飾用のキー

他のキーといっしょに押すキー。単独で押しても何も起きない。
Shift
大文字、記号の打ち込み
Caps Lock
連続した大文字の打ち込み
Num Lock
(アルファベット部分での)数字の打ち込み
Control, Alt, Option, Command(Command), Meta (iMacにはない)
制御コードの打ち込み
注意事項

◆キートップの印刷と動作の違い

キートップに書かれたものと、画面表示や 印刷結果が違うことがある。

The Unix Super Text 3.2 参照

例1: 「~」キー。JIS配列では、「0」キーの右の右。かなの「へ」。

URL を打つ時に注意する。

◆フロントエンド・プロセッサ

キーボードからのデータを加工してアプリケーション・プログラムに 渡すプログラム。Input Method という考え方で呼ばれることもある。

図? キーボード、フロントエンド・フロセッさ、アプリケーション・プログラム

図? キーボードとフロントエンドプロセッサ

オンオフできる。

使えるもの。

◆マウス

その他、キーボードのボタンを押しながらクリックという操作ができることも ある。

iMac のマウスは、ボタンがないように見えるが、それに相当する 場所(左右)を押すと反応する。真ん中ボタンは、丸いもの。

■プログラムの実行とシェル

コンピュータに仕事をさせるには、プログラムを 実行する。 MacOSX では、次のような種類のプログラムが実行できる。 例外もある。

プログラムの「実行」と「起動」は、だいたい同じ意味。 実行したプログラムは、自動的に終了するものと自動的には終了しないものがある。 まれに、プログラムを強制終了させる必要が出てくる。

◆Finder

Finderのアイコン 手引き 1.4.1項 参照

MacOSX の Finder は、次のような役割を持つ。

◆シェル(shell)

シェルとは、オペレーティング・システムの構成要素の1つである。シェルは、 オペレーティング・システムの中心部分を貝殻のように包みむプログラムであ る。シェルは、人間とコンピュータが対話(interaction)をする時に重要な 機能を果たす。

図? ハードウェア、カーネル、シェル、アプリケーション

図? シェルの位置づけ

MacOSX では、Finder という名前のプログラムがシェルに相当する。

Unix (Linuxを含む) では、sh, csh, bash, tcsh, zsh などさまざまな種類の シェルを使うことができるようになっている。X ウインドウを使っている状態 (マウスが使える状態)では、ウインドウ・マネジャと呼ばれるプログラムも、 シェルとしての働きがある。

Windows では、Explorer という名前のプログラムがシェルに相当する。

◆シェルの実行とプロンプト

MacOSX で、「端末」のプログラムを実行すると、Unix のシェルが実行される。

coins での標準のシェルは、bash である。 bash が動いている時には、コンピュータの画面には、次のような表示がなされ る(コンピュータ、ユーザによって異なる)。

crocus38:~ s1401234$ []
このような記号は、プロンプト(prompt)という。これは、シェルが人間に対し て、コマンド(command、命令) の打込みをうながしている(prompt)ことを表す 印である。 この状態で、キーボードからコマンド名(命 令の名前)を打ち込み、最後にリターン・キー(Enter, [←])を打つと、 bash がそれを受け取り、実行する。

以下の説明では、プロンプトが「$ 」であるものとする。

$ []
キーボードから「$ 」を打つ必要はない。(プロンプトの記号は、設 定で変更することもできる。)

◆シェルの終了

bash を終了するには、プロンプトに対して、「exit [←]」と打つ。
$ exit [←]
シェルを終了しても、端末プログラムが動いたままのことがある。 端末プログラムをもう利用しないなら、 端末プログラムも終了する。終了の方法は、プログラムによって異なる。

◆コマンド名、オプション、引数

シェル(コマンド・モードの画面)を操作するには、次のような形式で文字を 打ち込み、最後にリターン(Enter, [←])を打つ。
$ コマンド名 オプション1 オプション2 ... 引数1 引数2 .. [←]

コマンド名に続く オプション(option)とは、コマンドの動きを少し変えるた めの文字列(文字の並び)である。オプションは、一般には付けても付けなく てもコマンドの働きとしては成り立つ。引数(ひきすう、argument,parameter) は、コマンドの種類によっては、必ず必要となるものである。ただし、オプショ ンと引数の区別は、必ずしも厳密ではなく、混同して使われることもある。 (例:必須のオプション)

コマンド名やオプションや引数は、空白で区切る。空白の有無で、まったく動 作が変る。

たとえば、次の行は、「whoという名前のコマンドを、オプションも引数も無 しで実行する」という意味する。

$ who  [←]

■ファイルとディレクトリ

ファイル(file)は、コンピュータの中で「情報を保存する」ための仕組み。 ファイルは、ビット列を(バイト単位で)保存する。

記憶媒体

単純な記憶媒体の問題

ファイルの大事な役目は、「情報に名前を付ける」という機能。

ディレクトリ(directory)は、ファイルに名前を付ける働きを持っている仕掛 けを提供するもの。フォルダ(folder)と呼ばれることもある。

ディレクトリは、ファイルの名前の一覧表として現れる。

ファイルの性質

■ファイルの基本的な操作

次のコマンドを使えるようにする。

◆ファイル名

ファイルには、名前(ファイル名(file name))がついている。 ファイルを操作するには、ファイル名を指定する。

Unix では、ファイル名として、「/」 は特別な意味があり、ディレク トリの区切りを意味する。普通のファイル名は、「/」 以外の次のよ うな文字を使うと安全である(問題が起きない)。 漢字をファイル名に使うことは、符号化の方法の違いで問題が生じる ことがある。

Unixでは、ファイル名としてアルファベットの大文字と小文字の両方使え、か つ、両者は区別される。普通は小文字を使う。Makefile や README のように、 特に注目して欲しいファイルの名前に大文字を使う。

◆MacOSXでのファイル名の特殊事情

MacOSX では、大文字小文字の違いは保存されるが、 区別されないことがある(区別されることもある)。 abcという名前は、AbcでもABCでも操作できることがある。

MacOSX の Finder は、ディレクトリの名前を加工して表示する。

ファイル名「~」は、ホームディレクトリを表す特殊な名前。 シェルや Emacs で使える。ホームディレクトリとは、 個人個人のファイルを保存するための起点となるディレクトリ。

◆ファイルの名前を調べる(lsコマンド)

ls コマンドを実行すると、存在するファイルの一覧を表示する。

$ ls [←]
Desktop         Downloads       Maildir
Documents       Library         Pictures
$ []

◆内容によるファイルの分類

テキスト・ファイル(text file)
文字データだけが含まれているファイル
バイナリ・ファイル(binary file)
その他、機械語、画像、音声

◆テキスト・ファイルの作成

echoコマンドで、1行のテキストファイルを作成できる。
$ ls [←]
Desktop		Downloads	Maildir
Documents	Library			Pictures
$ echo This is a pen. > file1 [←]
$ ls [←]
Desktop		Downloads	Maildir		file1
Documents	Library				Pictures
$ cat file1  [←]
This is a pen.
$ []
>」 は、シェルの入出力の切り替え(リダイレクショ ン)の指定で、詳しくは後日。

cat コマンドを使うと、数行のテキスト・ファイルを作ることができる。

$ ls [←]
Desktop         Downloads       Maildir         file1
Documents       Library         Pictures
$ cat > file2 [←]
GNU is Not Unix!
Try Hurd.
^D
$ ls [←]
Desktop         Downloads       Maildir         file1
Documents       Library         Pictures        file2
$ cat file2 [←]
GNU is Not Unix!
Try Hurd.
$ []
^D は、キーボードからファイルの終わりの印(EOF, End of File)を意味する。^D (Control D)と表記することもある。この 例では、^D が打たれるまでキーボードから打ち込まれた文字を テキスト・ファイル file2 にコピーしている。

本格的にテキスト・ファイルを作成するには、Emacs などの テキストエディタを使う。

◆ファイルのコピー

指定したファイルの内容と全く同じ内容を持つファイルを作ること

ファイルのコピーの目的

ファイルをコピーするには cp (copy) コマンドを使う。

$ ls [←]
Desktop         Downloads       Maildir         file1
Documents       Library         Pictures        file2
$ cat file1 [←]
This is a pen.
$ cp file1 file3 [←]
$ ls [←]
Desktop         Downloads       Maildir         file1           file3
Documents       Library         Pictures        file2
$ cat file3 [←]
This is a pen.
$ []
この例では、ファイル file1 が ファイル file3にコピーされる。コピー先の ファイルfile3が存在しない時は新しくファイルfile3が作られる。
$ cat file3 [←]
This is a pen.
$ cat file2 [←]
GNU is Not Unix!
Try Hurd.
$ cp file2 file3 [←]
$ cat file3 [←]
GNU is Not Unix!
Try Hurd.
$ []

コピー先のファイルが既に存在していた場合、その内容は上書き(overwrite),うわがき)される。 (古い内容を消して新しい内容で埋める)。

◆ls -l

ls コマンドに -l (long) オプションをつけると、ファイルの大きさや最後に 更新した日付が表示される。
$ ls [←]
Desktop         Downloads       Maildir         file1           file3
Documents       Library         Pictures        file2
$ ls -l [←]
total 9
drwxr-xr-x  2 yas  prof  80  4 14 20:21 Desktop
drwxr-xr-x  2 yas  prof  80  4 14 20:21 Documents
drwxr-xr-x  2 yas  prof  80  4 14 20:21 Downloads
drwxr-xr-x  2 yas  prof  80  4 14 20:21 Library
drwxr-xr-x  2 yas  prof  80  4 14 20:21 Maildir
drwxr-xr-x  2 yas  prof  80  4 14 20:21 Pictures
-rw-r--r--  1 yas  prof  15  4 14 20:22 file1
-rw-r--r--  1 yas  prof  27  4 14 20:23 file2
-rw-r--r--  1 yas  prof  27  4 14 20:26 file3
$ []
                         ^   ^
                         |   | 
                         |   最後に更新した日時
                        ファイルの大きさ(バイト数)
ファイルに多くのデータ(文字)をいれれば、バイト数が多くなる。

■Emacs

手引き 3章 参照The Unix Super Text 15.1 12章 参照

GNU Emacs (ぐにゅー いーまっくす)。 Free Software Foundation開発。 Richard Stallman 原作。

いくつかの種類がある。

端末(iTerm, xterm, kterm)の中で動く。
実行には、端末のシェルに emacs と打つ。 (そのままでは 以下の X Window System のものが動く時には、 emacs -nw と打つ。-nw は、no window の意味。)
MacOSX でウインドウを開くもの。
実行(起動)には、Dock アイコンをシングルクリックでもよい。 シェルから open /Applications/Emacs.app でもよい。
X Window System の元で動作する。
実行には、まず、X Window System (X11) を実行する。 さらに、X Window System に対応した Emacs を( -nw なしで)実行する。

◆キー表記

The Unix Super Text 12章 参照, 手引き 3章 参照

C-
Control キーを押しながら押す
M-
Meta キー押しながら押す

Meta キーがない時には、Esc キーを使う。 例えば、M-x と打ちたい時には、 例えば、まず、Escキーを打ち(離し)、その後、x キーを打つ。 (キーを2回に分けて打つ。) ただし、説明の表記は、M- のままなので注意する。

◆C-x C-c

Emacs を終了するには、C-x C-c

◆C-g

手引き 3.3.6項 参照。 どんなキーを打ったのかわからなくなった時、 困った時には、C-g を複数回連打する。

◆undo

手引き 3.3.6項 参照。 undo (操作を元に戻す)という考え方がある。C-x u。

◆カーソル移動

キーを打った時に、文字が入る場所をカーソルという。

カーソル移動には、矢印キー(←、→、↑、↓)も使えるが、 手がホームポジションから離れてしまうのでよくない。 Control キーを使う方法を使う。 The Unix Super Text 12.3.3項 参照, 手引き 表3.2 参照

C-b	backward-char
C-f	forward-char
C-p	previous-line
C-n	next-line

◆削除

The Unix Super Text 12.4.4項 参照, 手引き 3.3.5項 参照, 手引き 表3.3 参照。  

カーソルの左側を削除する方法とカーソルの右側(カーソルのある場所)を 削除する方法がある。

C-d	delete-char
DEL	delete-backward-char

大量の削除には、カット&ペーストのカットだけを行うとよい。

◆カット&ペースト、コピー&ペースト

The Unix Super Text 12.4.3項 参照, The Unix Super Text 12.4.5項 参照 手引き 3.2.7項 参照

マーク
C-SPC または C-@ で設定する。 うまくいくと、ミニバッファに Mark set と表示される。 カーソルを動かしても移動しない。 次に新しいマークをセットするまで有効。
ポイント(カーソルのある位置)
カーソルを動かすと移動する。
リージョン(領域)
マークした場所とカーソルの間
リージョンに対する操作には、さまざまなものがある。 カットしたもの、または、コピーしたものをペーストするには、C-y を 使う。

テキストの移動(カット&ペースト)の方法

  1. C-SPC、または、C-@ でマーク
  2. カーソル移動
  3. C-wでカット
  4. カーソル移動
  5. C-yでペースト
コピー&ペーストの方法
  1. C-SPC、または、C-@ でマーク
  2. カーソル移動
  3. M-w、または、Esc wでコピー
  4. カーソル移動
  5. C-yでペースト

◆大量の削除

カット&ペーストのカットだけをやる。
  1. C-SPC、または、C-@ でマーク
  2. カーソル移動
  3. C-wでカット

◆ファイルの読み書き

The Unix Super Text 表12-6 参照, 手引き 3.2.4項 参照

C-x C-r は、読み込み専用でファイルを表示する。

■実習

実習時間中に以下の項目をできるだけたくさんやりなさい。 (全部はやらなくてもよい。)

★練習問題(201) TAの利用

実習時間中にTAになにか質問しなさい。 (本日の課題の回答に必要になる。)

★練習問題(202) Dockの確認

ログイン後に、Dock がウインドウの下に現れることを確認しなさい。 手引き 1.4.2項 参照

★練習問題(203) システム環境設定の実行と終了

システム環境設定の実行と終了を 行いなさい。

★練習問題(204) マウスの設定

マウスの設定 がまだの人は、設定しなさい。

★練習問題(205) Spotlight のショートカット・キーの解除

Spotlight とは、MacOSX に付属の検索ツールである。標準で簡単に実行できる ようにするために、キーボードで複数のキーを打つ(ショートカット・キー) が設定されているが、コンピュータ・リテラシの授業ではこのキーの組み合わ せが不都合なことが多い。 次の手順で、この設定を解除しなさい。

★練習問題(206) 前回のFirefoxの練習問題

前回の Firefox の練習問題を行いなさい。

★練習問題(207) 出席ボタン

この講義のホーム・ページにある「出席」のボタンを押しなさい。

出席ボタン (クリックで拡大)

このボタンを押すと、Shibboleth の仕組みで統一認証システムのログインのペー ジが表示されることを確認しなさい。

coins の Shibboleth によるログイン (クリックで拡大)

URL が https://idp.coins.tsukuba.ac.jp/で始まって いることを目で確認しなさい。 (確認できない時には、ユーザ名とパスワードを打ち込んではならない。)

正しくユーザ名とパスワードを打ち込むと、学籍番号が表示される。このこと を確認しなさい。表示されない場合には、新城に連絡しなさい。漢字の名前が ある人は、自分の名前が漢字で表示されることを確認しなさい。

Firefoxの説明で述べたような パスワード保存の機能が働くかを確認しなさい。 この機能が働いた場合、今日の時点ではパスワードを記憶しないことを推奨す る。この機能を利用したい時には、暗号の仕組みと「マスターパスワード」の 意味を理解しなさい。

★練習問題(208) Shibbolethでのリダイレクションの確認

Shibboleth で利用者認証を行なう時に、リダイレクションにより表示されてい るWebページが自動的に切り替えられることを確認しなさい。

★練習問題(209) Firefoxの「ホームページ」の設定

Firefoxでは、実行した直後に一番最初に表示されるページを「ホームページ」と呼ぶ。

ホームページを自分が好きなページに変更しなさい。 手引き 4.1.7項 参照

★練習問題(210) Firefoxのさまざまな機能

Firefox で、次の機能を利用してみなさい。

★練習問題(211) 端末 iTerm の実行と終了

Dock から iTerm のアイコンをシングルクリックで実行しなさい。 ウインドウの中でシェルが実行されることを確認しなさい。 シェルのプロンプトがどうなっているか確かめなさい。

シェル

exit コマンドを使って、ウインドウの内部のシェルを終了しなさい。

$ exit [←]

左上の「iTerm」 のメニューをクリックしなさい。メニューの一番したの 「iTerm を終了」をクリックする。

★練習問題(212) iTermの設定

次のような標準になることをすすめる。 手引き 1.6.2項 参照
  1. 一番上のメニュー・バーにある「Profiles」をクリックし開き、 「Open Profiles」を選ぶ。
  2. 「Default」をクリックして選ぶ。
  3. 「Edit Profiles」ボタンをクリックしてウィンドウを開く。
  4. 「Colors」をクリックしてそのタブを開く。 下の「Load Presets」を選び、「Light Background」 を選ぶと、 白地に黒に変更することができる。
  5. 「Text」タブでフォントの大きさを変更することができる。

    iTerm、設定、Text、フォント (クリックで拡大)

    iTerm、環境設定、プロファイル、Default、Text

  6. 「Windows」をクリックし、そのタブを開き、「Settings for New Windows」の下の 「Columns」を「80」に、「Rows」 を「40」にする。
  7. 「Terminal」をクリックし、そのタブを開く。 Terminal Emulation の次の 「Character Encoding:」が「Unicode (UTF-8)」になっていることを確認する。 「Report Terminal Type:」は、「xterm-256color」にする。
  8. 設定が終わったら、「Preferences」のウィンドウの左上の赤い丸いボタ ンを押し、そのウィンドウを閉じる。
  9. さらに、「Profiles」ののウィンドウの左上の赤い丸いボタンを押し、そ のウィンドウを閉じる。
  10. 一番上のメニューバーにある「Shell」メニューの「New window」を を選ぶ。
  11. iTerm の中のシェルに対して「locale [←]」コマンドを実行し、 LANG="ja_JP.UTF-8" と表示されることを確認する。
    $ locale [←]
    LANG="ja_JP.UTF-8"
    ...
    $ []
    
画面の行数は 40-50 が使いやすい。ウィンドウの上下左右、4隅にマウスカー ソルを合わせ、カーソルが変化した状態でドラッグすれば、大きさが変更でき る。毎回変更したいなら、好みの大きさで一度設定を変更して保存する。

横幅は、普通、80 だが、必要に応じて広くする。「デフォルトを更新」を選ば なければ、そのウィンドウだけが変更され、設定は残らない。

なお、日本語を表示させるには、"ja_JP.UTF-8"の他に、EUC も使える。EUC に は、日本語以外(韓国語、中国語、その他)もある。

★練習問題(213) iTerm:簡単なコマンドの実行

iTerm で 次のような簡単で安全なコマンドを実行してみなさい。安全とは、間違った操 作をしたとしても、何かが失われるいったことが起きる心配がないという意味 する。
cal
cal 2014
cal 4 2014
カレンダーの表示
$ cal 4 2014 [←]
      4月 2014
日 月 火 水 木 金 土
       1  2  3  4  5
 6  7  8  9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

$ []
date
今日の日付の表示
date -u
今日の日付の表示(UTC(Universal Cordinated Time),旧グリニッジ標準時で)
look spelling
英単語の検索
finger s1401234
ユーザ名の検索 (引数は自分や友達のログイン名で置換える。)
echo hello
文字の表示

★練習問題(214) フロントエンド・プロセッサのオンオフ

アプリケーション・プログラムが動作している時、仮名漢字変換のフロントエ ンド・プロセッサ(ことえり)を有効にしたり無効にしたりし なさい。 Command+Space は、最後に利用した2つを切り替える働きがある。

★練習問題(215) 筑波大学統一認証システムの利用

筑波大学統一認証システム の Web ページを開きなさい。 登録情報確認で、自分の ID が登録されていることを確認しなさい。

★練習問題(216) 筑波大学統一認証システムによるパスワードの変更

筑波大学統一認証システム で、パスワードを変更しなさい。 パスワードを変更する時には、次の点に注意しなさい。 パスワードを変更した場合、それが有効になるまで時間がかかる(約5分)ことが ある。たとえば、パスワードを変更した直後に、iMac にログインすると古いパ スワードが有効なことがある。

★練習問題(217) Safariの実行と終了

Web ブラウザとして、Safari を実行してみなさい。

★練習問題(218) Google Chromeの実行と終了

Safari と同様の手順に Google Chrome を実行しなさい。 利用し終えたら、終了しなさい。

★練習問題(220) lsによるホーム・ディレクトリの観察

ls コマンドで、自分のホーム・ディレクトリにどのようなファイルやディレク トリがあるかを調べなさい。また、-l オプションの働きを確認しなさい。
$ ls [←]
$ ls -l [←]

★練習問題(221) Finderによるホーム・ディレクトリの観察

Finder でホーム・ディレクトリを開きなさい。そして、ls の結果と比較しな さい。
  1. Dock で Finder をクリック
    Finderのアイコン
  2. 「移動」メニューから「ホーム」を選ぶ。

★練習問題(222) ファイル操作とバイト数

★練習問題(223) catコマンド

cat コマンドを使い、次のようなテキスト・ファイルを画面に表示してみなさい。

★練習問題(224) headコマンド

head コマンドは、テキストファイルの先頭 10 行を画面に表示するコマンドで ある。 head コマンドを使い、次のようなテキスト・ファイルを画面に表示してみなさい。

★練習問題(225) tailコマンド

tail コマンドは、テキストファイルの末尾 10 行を画面に表示するコマンドで ある。 tail コマンドを使い、(長い)テキスト・ファイルを画面に表示してみなさい。 The Unix Super Text 15.1 参照

★練習問題(226) lv コマンド

手引き 2.6.2 参照。 lvコマンドは、長いテキスト・ファイルを対話的に1ページずつ表示するコマン ドである。lvコマンドで次のような長いテキスト・ファイルを表示してみなさ い。 例:
$ lv /etc/services [←]
そして、次の機能を確認しなさい。 次のようにして、マニュアルを表示しなさい。
$ lv -help [←]
次のキーの動作を確認しなさい。
キー 説明
スペース 次のページ
f 1ページ進める(forward)
b 1ページもどる(back)
q 終了
j 1行進める
k 1行もどす
g 先頭にもどる
G 末尾にもどる
/str 文字列 str をファイルの末尾に向かって探す
?str 文字列 str をファイルの先頭に向かって探す
n 直前の検索をファイルの末尾に向かって繰り返す(next)
N 直前の検索をファイルの先頭に向かって繰り返す(next)

★練習問題(227) iTerm の機能

iTerm には次のような機能がある。そのことを確認しなさい。 ただし、スクロールバックの機能は、次の場合、はうまく働かない。 この場合は、ページャやテキスト・エディタの機能を利用して見えなくなって しまった部分を表示する。 このことを確認しなさい。

★練習問題(228) emacsによるファイルの新規作成(端末内)

次の手順で Emacs (iTerm内で実行)を使ってテキストファイルを作成しなさい。

★練習問題(229) emacsによるファイルの新規作成(端末内)(C-x C-f)

キー操作 C-x C-f を使って、ファイルを作成しなさい。

★練習問題(230) emacsによる既存ファイルの編集(端末内)

次の手順で Emacs (iTerm内で実行)を使って既存のテキストファイルの内容を編集しなさい。

★練習問題(231) 保存したファイルの内容の参照

Emacs で編集しているファイルの内容は、保存するまで他のプログラムからは読むことができない。 また、C-x C-s で保存したら、Emacs を終了しなくても、読むことができるようになる。  C-x C-s による保存は、何度行ってもよい。 このことを、次のようにして確認しなさい。

★練習問題(232) emacsのキー操作

次の表に含まれているキーを覚えて使えるようにしなさい。
キー 説明
C-x C-s バッファを保存。
C-x C-c Emacsを終了。
C-x C-f ファイルを探して編集、または、新規作成。
C-p カーソルを移動(previous)
C-n カーソルを移動(next)
C-f カーソルを移動(forward)
C-b カーソルを移動(backward)
Delete 左の文字の削除
C-k カーソルの位置から行末まで削除。行末の場合は、改行の削除。
C-g 何か困った時には、何度か打つ。
C-_ または C-x u 取り消し(undo)
C-SPC または C-@ 領域(region)の先頭を決める(マーク)
C-w リージョン(領域)をカット
ESC w リージョン(領域)をコピー
C-y リージョン(領域)をペースト

★練習問題(233) emacsの機能確認

手引き 3.1節-3.3節, The Unix Super Text 12章, 本Webページを参照して、 それに記述されている機能を確認しなさい。

★練習問題(234) Emacs infoの表示

Emacs の info を表示して読みなさい。 info (The Unix Super Text 8.6項 参照)。M-x info。M-x ? i。

★練習問題(235) Emacs チュートリアル

Emacs には、 チュートリアル機能 (自習機能)がある。これを実施しなさい。 手引き 3.3.1項 参照。 この実習項目は、[加点]の課題である。実施する時には、開始時刻と終了時刻 を記録しなさい。 標準では、日本語のチュートリアルが実行される。 英語、その他の言語のチュートリアルを実行するには、 M-x help の前に、C-u を打つ。

言語としては、次のようなものの中から選択できる。

ASCII Brazilian Portuguese Bulgarian Chinese-BIG5 Chinese-GB Czech Dutch English Esperanto French German Italian Japanese Korean Polish Romanian Russian Slovak Slovenian Spanish Swedish Thai

フォントの問題でうまくいかないかもしれない。

★練習問題(236) Twinsのアクセス

筑波大学で履修申請や成績確認は Twins という Web サイトを用いる。 URL は、https://twins.tsukuba.ac.jp/
(注意: www. がない。https: ではじまる。 (http: ではなく、sがある。))

次のような操作を行いなさい。

Twins を利用した履修申請の方法は、「フレッシュマンセミナー」の授業で説 明する。

★練習問題(237) Manabaのアクセス

Manaba とは、授業の支援を行う Web サーバである(商品名)。Manaba では、教員は受講 者に授業の資料を提示したり、問題を解かせたりすることができる。 URLは、https://manaba.tsukuba.ac.jp/

次のような操作を行ってみなさい。

Manaba では、筑波大学統一認証システムが提供している Shibboleth が使われている。この過程で、次のような画面が現れる。

https://idp.account.tsukuba.ac.jp/idp/Authn/UserPassword、UTID-13、UTID-NAME (クリックで拡大)

筑波大学統一認証システムでユーザ名とパスワードを打ち込む画面

筑波大学統一認証システムでパスワードを求められた場合、パスワードを打つ 前にURL がhttps://idp.account.tsukuba.ac.jp/で始まっ ていることを目で確認すること。偽物(phishing)のWebページにパスワードを打っ てはいけない。

★練習問題(239) キーチェーンアクセス(Keychain Access)の実行、パスワード変更、終了

筑波大学統一認証システムで パスワードを変更した人は、 キーチェーンアクセス(Keychain Access.app) を実行して、 「キーチェーン"ログイン"パスワードの変更」 を変更しなさい。(キーチェーンアクセス自身が保存し ているパスワードではない。)

★練習問題(240) キーチェーンアクセス(Keychain Access)、ログイン時の問題

パスワードを変更すると、ログイン時に次のような表示がなされることがある。

ログインキーチェーンのロックを解除できませんでした (クリックで拡大)

これは、MacOSX 付属の キーチェーンアクセス(Keychain Access.app) の働きによる。このプログラムは、ログイン時に利用者が打ち込むパスワード を使って機密情報を暗号化してファイル( ~/Library/Keychains/login.keychain)に保存する機能がある。 (統一認証システム等で)パスワードを変更しても、このプログラムが暗号化 に使用しているパスワードは自動的に変更されないので別途変更する必要があ る。

上のようなウィンドウが表示された時には次のボタンを押す。

ログイン後に「ログインキーチェーンのロックを解除できませんでした。」という警告が表示される 参照。

★練習問題(241) Google日本語入力

ことえりのかわりに「Google日本語入力」を使ってみなさい。

★練習問題(242) タイプ練習プログラム typist

iTerm の中で、次のように打ち、タイプ練習プログラム typist を実行しなさい。
$ typist [←]
そして、タイプ練習を行いなさい。

■課題2 パスワード、Webブラウザ、端末、テキストファイル、Emacs

次のファイルを次のいずれかの方法で自分のホーム・ディレクトリ、または、 その下の作成したディレクトリにコピーしなさい。 そして、そのファイルの指示に従い、内容を埋めなさい。エディタとしては、 今日の課題では、必ず Emacs を使いなさい。
$ ls [←]
(literacy-a2.txtが存在することを確認する)
$ emacs literacy-a2.txt [←]

作成したファイルを、 レポート提出ページから提出しなさい。


Last updated: 2014/04/25 13:04:14
Yasushi Shinjo / <yas@cs.tsukuba.ac.jp>