組み込み技術キャンパスOJTの紹介
http://inf.tsukuba.ac.jp/ET-COJT/
- 組み込み技術キャンパスOJTとは?
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「組み込み技術キャンパスOJT」は、情報科学類および情報メディア創成学類の3年次(過年度を含む)を対象とし、次の2コースに分かれています。週2回、1回に75分×2コマの授業を行います。週1回は、TAとともに個別のテーマに応じて講師が直接指導し、残りの1回はTAのもとで作業および実習を行います。講師は、それぞれのテーマのエキスパートであり、その経験とスキルを十分に体験し、学習することができます。
以下は、平成25年度(第5期)に予定されている各コースの説明です。
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- ■ハードエンジニアリング分野
- 組み込み機器のハードウェア開発の中でも特にキーとなるLSI(大規模集積回路)の設計の流れとそれに必要な基礎技術を学び、組み込み機器向けグラフィックスLSIをモチーフに、各自がFPGAを用いた回路実装を行います。さらに組み込みCPUのプログラミングを行い、FPGA搭載ターゲットボードの実動作検証を行います。
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- ■ソフトクリエイティブ分野
- 映像に関する知識を学び、実際クリエータが利用する画像作成ツールやオーサリングツールを使いながら、組み込み機器に向けた3Dグラフィックスの製作やコンテンツを作成し、実機(iPad、Androidタブレット等)上で動作させ検証を行います。
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- ■ソフトエンジニアリング分野
- 組み込み機器向けグラフィックスLSIを利用して、2Dグラフィックスの制作やゲームコンテンツの企画・作成を通じて、組み込み機器のソフトウェアを開発のためのプログラミング技術を学びます。
- ■履修要件
- 各コースのそれぞれにおいて、エントリーシートによる適正評価と面接によって選抜を行います。情報科学類では、ハードウェア関連科目が、情報メディア創成学類ではCG・デザイン関連科目が多くなっていますが、原則としてプログラミング等のソフトウェア関連科目が十分に習得されており、興味と熱意がある学生であれば、いずれのコースも出願できます。