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情報システム実験:システムプログラム
担当教官
- 新城 靖 (yas @ cs.tsukuba.ac.jp)
- 大山 恵弘 (oyama @ cs.tsukuba.ac.jp)
実施学期
実験概要
システムプログラムの作成法を, 次の3つの課題を通じて学ぶ.
- (1) UNIXコマンドの作成 (必修)
-
まず既存のUNIX上のコマンドを調査する.そして,自分が作るコマンドの設計
を行った後,実装を行う.システムコールによるファイルの操作,ディレクト
リの操作,ユーザの概念を学ぶ.
- (2) シェルの作成 (必修)
-
まず既存のシェルが提供する機能を調査する.そして,
自分が作るシェルの設計を行った後,実装を行う.プロセスの生成と消滅法,
入出力の切り替え法,パイプによるプロセス間通信等のプログラミング法を学
ぶ.
- (3A) 簡易FTPの作成 (選択)
- 代表的なファイル転送プログラムであるFTPのサーバおよびクライアント・
プログラムの作成を通して,ネットワークを介したプロセス間通信のプログラ
ミング法を学ぶ.
- (3B) 簡易ウインドウ・システムの作成 (選択)
- X Window や Display PostScript 等などのクライアント・サーバ・モデ
ルに基づくウインドウ・システムの作成を通して,ネットワークを介したプロ
セス間通信のプログラミング法を学ぶ.
関連科目
備考
この実験は3, 4年生対象、春ab学期開講の講義
「システムプログラム」
と連動したものであり, 本実験を行う人はこの講義を受講しなさい。
同講義の聴講と並行して本実験を行うことも可能である。
Last updated: 2017/02/16 08:14:35
Yasushi Shinjo / <yas@cs.tsukuba.ac.jp> and
Yoshihiro Oyama / < oyama @ cs.tsukuba.ac.jp >