小林 諒平の写真助教

小林 諒平

やわらかいハードウェアを応用した未来のコンピュータシステムについて研究しています。コンピュータにさせたい仕事は、ソフトウェア(プログラム)でその内容を決めてあげることで実現されますが、仕事のタイプによってはコンピュータの性能を最大限に活用できない場合もあります。ここで注目されているのが、電子回路のパターンをプログラムできる(やわらかい)ハードウェアであるFPGA上にコンピュータの苦手な仕事を高速にこなす機能を実現し、コンピュータ全体の演算性能と電力効率を向上させるアプローチです。天気予報、製薬、証券取引、人工知能、自動車、スマートフォン、ゲーム機などのように現代における我々の生活はコンピュータによって支えられており、世界の未来をより豊かにするためには「高性能なコンピュータをどのように作るか」と「高性能なコンピュータを実生活にどのように応用するか」が鍵となります。世界を獲る研究を一緒に行っていきませんか?