教授
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情報技術が人間にリスクをもたらさないように、人間の認知のメカニズムに適合させたシステムデザインを日々考えています。1秒を争う自動車の運転の世界で、ドライバに情報をいつ・どのような形態で伝えるか、システムはどこまで介入してよいのか、人間とシステムとの間の望ましい関係はどのようなものか、こんなことを考えるのも立派な「情報」の「科学」だと思います。
執筆名 | 内容 |
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信頼性・安全性工学978-4-274-20754-9 | 信頼性や安全性の概念、用語の定義、これらを定量的に評価する基礎理論、システム設計に適用する手法を詳しく解説している。 |
リスク工学との出会い978-4-339-07921-0 | これまでケーススタディ的に扱われてきた「リスク」を、工学的観点から再構築しようとする試みが「リスク工学」である。本書は、シリーズ第1巻として、リスク工学がいかに私たちに身近なものであるか、その全体像を物語風に平易に概説した。 |
事故調査、医療安全管理事典4-254-30086-7 | 「保健医療界における安全学」をシステムとして日本の医療界に定着させることをめざす成書。総論的・理論的な概説から、体制・対応・分析技法、さらに個別具体的な事例までまじえて解説。基礎的かつ体系的な専門知識と技術のために必要な事項を、第一線の研究者・実務家がわかりやすく解説している。 |
「安全・品質問題と信頼」、日科技連出版、2016978-4817195869 | 安全・品質にかかわる人の行動において、機械などへの人間の信頼感に関する論考をまとめている。 |
機能安全の基礎と応用、日科技連出版、2022978-4-8171-9764-1 | 機能安全について、自動車と鉄道を主たる対象として、考え方や応用についてわかりやすく説明している。 |