tcpsnoopyコマンドの使い方

共通科目情報処理(上級)、インターネットの仕組み、2006年02月07日

                                       電子・情報工学系
                                       新城 靖
                                       <yas@is.tsukuba.ac.jp>

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http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe/inet-2005/2006-02-07 /DYHM_OutputFN()
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http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/
http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp/~yshinjo/

■tcpsnoopyの使い方

tcpsnoopy は、 TCP/IP のパケットの内容を表示するプログラムである。 共通科目「情報処理」インターネットの仕組み で、2004年度、2005年度において、vm10 内でのみ利用可能なプログラムである。 一般的なプログラムではないので、他の所では利用できない。

◆オプション

-i,--interface
覗きたいネットワークインターフェースを指定する.(省略すると"eth0")
-o,--outputfile
出力したいファイルを指定する.(省略すると標準出力)
-f,--filtercode
tcpsnoopyに与えるフィルタを記述する.
-c,--colorchange
色を変えたい場合に使用する.
-v,--verbose
詳細な出力モードに切り替える
-h,--help
ヘルプを表示する.

◆利用例

HTTPサーバの通信を覗く場合
% tcpsnoopy -c "192.168.153.10" -f "port 80" [←]
-c "192.168.153.10" オプションにより,送信元のIPアドレスが"192.168.153.10"である通信の色が変更される. -f "port 80" オプションにより,ポート番号"80"を使った通信のみを出力する.

IMAPサーバの通信を覗く場合

 # tcpsnoopy -c "192.168.153.10" -f "port 143"
-f "port 143" オプションにより,ポート番号"143"を使った通信のみを出力する.
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Last updated: 2006/02/06 21:43:39
Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>