- 授業科目:インターネットの仕組み
- 担当教官:新城 靖
- 対象:全学
- 標準履修年次:1・2年
- 実施時期:3学期
- 単位数:1単位
- 曜時限:月6・火6
- 教室:1C206
- 授業概要:
自宅のコンピュータをインターネットに接続して利用する時に使っている技術
について述べる。まず、TCP/IP という仕組みの概要を述べる。そして、WWW
や電子メールといった重要なサービスについて、その仕組みについて述べる。
重要なセキュリティ技術や暗号技術についても述べる。
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予備知識: 共通科目「情報処理」の講義・実習の内容。
- (1) TCP/IP の基本的な仕組み
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IPアドレス、ネットマスク、ルータ、DNS、木構造、キャッシング、通信媒体、
パケット、PPP、ISDN、xDSL、ケーブルモデム、無線LAN、携帯電話。
- (2) DNSの仕組み
- (3) クライアントとサーバ
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ストリーム、データグラム、クライアントとサーバ、RFC。
- (4) WWW の仕組み
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URL、HTTP、HTML、画像の扱い、音の扱い、MIMEタイプ、検索、アクセス制御、
Proxy、CGI、SSI、Java、JavaScript、Cookie。
- (5) 電子メールの仕組み
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メッセージ形式、漢字コード、メーリング・リスト、SMTP、POP、NNTP、MIME。
- (6) セキュリティと暗号の仕組み
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パケット・フィルタリング、クロスサイト・スクリプティング攻撃、
共通鍵暗号系、公開鍵暗号系、一方向関数、電子署名、
SSH、SSL、トンネリング(ポートフォワーディング)、APOP。
- (7) ネットワーク・ニュースの仕組み
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冗長リンク、重複メッセージ除去、NGMP。
レポート、発表会、および、出席状況を総合して行う。
WWWページとして提示する。
Last updated: 2004/12/12 23:54:19
Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>