情報特別演習(2022年)

■情報特別演習I、情報特別演習II、情報科学特別演習(新城)

このページは、 筑波大学 情報科学類 で開設されている科目 情報特別演習I・II、情報科学特別演習 で、 新城がアドバイザ教員として受入れ可能なテーマの例を説明しています。 これ以外のテーマでも歓迎します。

インターネット・サーバ(Web、電子メール、Wiki、Blog、インスタント・メッセンジャ、音声・動画配信、その他)の構築
毎日、手元のコンピュータで実行するのは、Webブラウザやメール・リーダです が、その裏では、サーバと呼ばれるプログラムがデータを保持したり、データ を交換していたりします。この演習では、サーバのプログラムを書いてもいい のですが、それは少し難しいので3年生の システムプログラム に譲っても良いでしょう。情報特別演習では、その前に、既存のプログラムを 動作させて、外からサーバの動きを観察して理解するということがよいかと思 います。
ブロックチェーン・プログラミング
ブロックチェーンとは、多数のコンピュータが共同で書き換えられない記録の ブロックを積み重ねていく方法です。仮想通貨(暗号通貨)は、ブロックチェー ンの技術を使ってコインの送付の記録を積み重ねて書き換えできないようにし て実装されています。この演習では、Ethereum 等の既存のブロックチェーンの プラットフォームを利用して、ブロックチェーンを利用するプログラムを作成 します。
仮想システムの活用
VM(Virtual Machine) とは、1台の物理的なコンピュータ上で複数のコンピュー タを仮想的に動作させたものです。VPN(Virtual Private Network) は、実際の 通信にはインターネットのようなパブリックなネットワークを使い、専用線と 同様の安全なネットワークを構築する技術です。この演習では、VM や VPN を 使って何か有用なことや面白いことを実現します。
名作プログラムの講読
プログラミングの腕を腕を上げるには、先達が書いたよいプログラムを読むの も1つの方法です。どのプログラムを読むかは、相談して決めましょう。 昔は、「Unix Version 6」というのが定番でしたが、これは2年生には難しい かもしれません。
その他
その他、私のいっしょに楽しめそうなテーマを持ち込みを歓迎します。

■過去のテーマ例


Last updated: 2022/04/12 15:21:39
Yasushi Shinjo / <yas@cs.tsukuba.ac.jp>