情報特別演習(2017年)

■情報特別演習I、II(新城)

このページは、 筑波大学 情報科学類 で開設されている科目 情報特別演習I・II で、 新城がアドバイザ教員として受入れ可能なテーマの例を説明しています。 これ以外のテーマでも歓迎します。

インターネット・サーバ(Web、電子メール、Wiki、Blog、インスタント・メッセンジャ、音声・動画配信、その他)の構築
普段目にするのは、Webブラウザやメール・リーダですが、その裏では、サー バと呼ばれるプログラムがデータを保持したり、データを交換していたりしま す。この演習では、プログラムを書いてもいいのですが、それは少し難しいので 3年生の システムプログラム にゆずってもいいでしょう。そして、その前に、既存のプログラムを動作させ て、外からサーバの動きを観察して理解するということがよいかと思います。
ソーシャル・プログラミング
インスタント・メッセンジャ、Twitter、Facebook等は、親しい利用者間でメッ セージを交換するためのアプリケーション・プログラムですが、それ自体、他 のプログラムを実行するためのプラットフォームとしての役割も持っています。 この演習では、これらのアプリケーションを利用したり、また、プラットフォー ムとして利用しその上で動く簡単なプログラムを作成します。
仮想システムの活用
VM(Virtual Machine) とは、1台の物理的なコンピュータ上で複数のコンピュー タを仮想的に動作させたものです。VPN(Virtual Private Network) は、実際の 通信にはインターネットのようなパブリックなネットワークを使い、専用線と 同様の安全なネットワークを構築する技術です。この演習では、VM や VPN を 使って何か有用なことや面白いことを実現します。
名作プログラムの講読
プログラミングの腕を腕を上げるには、先達が書いたよいプログラムを読むの も1つの方法です。どのプログラムを読むかは、相談して決めましょう。 昔は、「Unix Version 6」というのが定番でしたが、これは2年生には難しい かもしれません。
その他
その他、私のいっしょに楽しめそうなテーマを持ち込みを歓迎します。

■過去のテーマ例


Last updated: 2017/04/19 18:11:40
Yasushi Shinjo / <yas@cs.tsukuba.ac.jp>