2011年06月07日
情報科学類 コンピュータリテラシ
                                       筑波大学 システム情報工学研究科 
                                       コンピュータサイエンス専攻, 電子・情報工学系
                                       新城 靖
                                       <yas@is.tsukuba.ac.jp>
このページは、次の URL にあります。
	http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/coins/literacy-2011/2011-06-07
あるいは、次のページから手繰っていくこともできます。
	http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~yas/
	http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/
-  「オフィスツール使用の手引き」参照。
 -  次回  6月10日金曜日 は、
実習室 3C205 に集合。
 
coins Webmail
(SquirrelMail) で From: に名前を入れること。学籍番号のメールでは、分か
りにくい。メールは、全世界に送ることもあるので、英語(ASCII)で記述する。
SquirrelMailの練習問題参照
全学計算機の Linux では、一見、ifconfig コマンドが存在しないように見える。
$ ssh icho.u.tsukuba.ac.jp 
Last login: Fri Jun  3 16:01:40 2011 from sharon.hlla.is.tsukuba.ac.jp
[ログイン名@unix01 ~]$ ifconfig
-bash: ifconfig: command not found
[ログイン名@unix01 ~]$ 
実際には、/sbin/ifconfig として存在している。このような時にコマ
ンドのある場所(フルパス)を探すには、whereis コマンドが使えることがある。
[ログイン名@unix01 ~]$ whereis ifconfig
ifconfig: /sbin/ifconfig /usr/share/man/man8/ifconfig.8.gz
[ログイン名@unix01 ~]$ 
見つけた後は、フルパスで打つ。
[ログイン名@unix01 ~]$ /sbin/ifconfig
あるいは、環境変数 PATH に加える。
[ログイン名@unix01 ~]$ PATH=$PATH:/sbin
[ログイン名@unix01 ~]$ ifconfig
ログアウトしても残したい時には、~/.bashrc 等に PATH の設定を加える。
単に、Web ページと見栄えが似ているものを作るものではない。文書の構造を
理解すること。
HTML と LaTeX で文書の構造を表し方
|  HTML  | 	 LaTeX  | 
| <TITLE> | 	\title | 
| <body> | 	\begin{document} | 
| <H1> | 	\section | 
| <H2> | 	\subsection | 
| <H3> | 	\subsubsection | 
| <P> | 	空行 | 
| <A name=""> | 	\label | 
| <A href=""> | 	\ref | 
| <UL><LI> | 	\begin{itemize} \item | 
| <OL><LI> | 	\begin{enumerate} \item | 
| <DL> | 	\begin{description} | 
| <IMG> | 	\includegraphics | 
| <TABLE> | 	\begin{tabular} | 
| <ADDRESS> | 	\author | 
見栄えは、スタイルシート(HTML)やスタイルファイル(LaTeX) で制御する。
元の HTML で、文書の構造がしっかりできていなかった人は、LaTeX の課題や
ワードプロセッサの課題では、作り直しなさい。元の HTML のよくない状態を
反映させる必要はない。
オフィスでよくつかうアプリケーションの集合。
-  ワードプロセッサ
 -  表計算(スプレッドシート)
 -  お絵描きツール(ドロー、draw)。図形を書いた後で大きさの修正が可能
 -  ペイント・ツール。図形を書いてしまうと画像になってしまう。
後で図形の大きさの修正が不可能。
 -  プレゼンテーション・ツール
 -  スケジュール管理、進捗管理
 -  アウトライン・プロセッサ
 
ドキュメント
-  筑波大学全学計算機システムホーム・ページ
 -  
http://www.u.tsukuba.ac.jp/
 -  情報処理実習用手引き
 -  
http://www.u.tsukuba.ac.jp/tebiki/tebiki.pdf。
上のホーム・ページから、左側のメニューの「共通科目情報処理」グループの中から「情報処理手引き」を選ぶ。
 
第6章 文書の作成と編集(Word2007の使い方)参照。
本質的なこと
-  文書の構造、表示の方法
 -  スタイル
 -  コピー&ペースト、リンク、
 -  図表の配置、テキストの流し込み
 
ワードプロセッサの一種。
アウトライン・プロセッサと、簡単なドローツールを含む。
「スタイル」の機能がある。
-  (文書全体)
 -  セクション
 -  段落(パラグラフ)
 -  (表)
 -  文字、図(画像)
 
画像をコピー&ペーストで挿入できる。あるいは、「挿入」メニューの「図」
の「ファイルから」を選ぶ。
書式(format) も、このような単位で変更できるが、直接変更することはよくな
い。スタイルを使うべきである。
あまり、表示方法には時間をかけない方がよい。時間をかけるならば、文書の
内容の添削にかけるべきである。
-  1つの文書(ファイル)を複数のセクションに区切ることができる。
 -  セクションごとに、文字数や行数、余白、紙の大きさ、段組み(カラム数)が変えられる。
 -  「文書全体」の設定を変えたい時に、単独のセクションだけしか変更しない
ことがよくあるので注意する。
 
(英文の場合には)「文字数と行数」タブで、「標準の文字数を使う」を選ぶ。
「書式」メニューで「文書のレイアウト」ウインドウを開き設定する。
主なものは、2種類ある。
-  段落(
)
 -  文字(a)
 -  (表)
 -  (リスト)
 
HTML CSS, LaTeX を真似して、スタイルを定義して使うとよい。
見出しは、「目次」に現れる。
スタイル利用の効果
-  HTML CSS, LaTeX と同様に、複数の文書、同じ文書の複数箇所で同じ表示の方法になる。
表示の方法の変更が1度にできる。(文書間でスタイルのコピーができる。)
 -  ギリシア文字や特殊な記号を含むフォントの指定が保存される。
 
ある文字集合に対して、統一的なデザインを施した字形の集合。
The Unix Super Text 第49章 フォント 参照。
フォントには、名前がついている。よく使われるフォントには、次の
ようなものがある。
-  PDF系
-  Times, Helvetica, Courier (クーリエ), Symbol (ギリシャ文字、括弧などの記号)
 
 -  Computer Modern (cm, TeX用)
 -  日本語
-  ヒラギノ明朝、ヒラギノ角ゴシック
 -  (リコー) MS 明朝、MSゴシック、MS P明朝、MS Pゴシック
 -  Osaka, Osaka-等幅
 -  平成明朝、平成角ゴシック
 -  細明朝、中ゴシック
 -  Dyna フォント (DFP で始まるフォント)
 
 
分類
-  Proportional (プロポーショナル)
 -  横幅が文字によって違う。Times, ヒラギノ明朝、ヒラギノ角ゴシック, Osaka,
MS P明朝、MS Pゴシックなど。
 -  Fixed-width (等幅、とうはば、mono-spaced、固定幅)
 -  横幅が文字によって同じ。Courier、Monaco、Osaka等幅、MS明朝、MSゴシックなど
 -  Serif (セリフ)
 -  線の端に飾りのひげがある。Times
 -  Sans serif (サンセリフ)
 -  線の端に飾りのひげがない。Helveticaなど。
 -  明朝
 -  漢字の場合、横が細く、縦が太い。
 -  ゴシック
 -  サンセリフ同様に、幅が同じ。
 -  Regular/Bold/Italic/Bold Italic
 -  標準/太字/斜体/太字で斜体
 -  重さ(weight)
 -  文字の太さ。数が大きいほど太い。
 -  ポイント
 -  フォントの大きさを表す単位。文書では、9-12ポイントが多い。
 -  ビットマップ
 -  文字のデータをビットマップで持つ。
 -  アウトライン、ベクトル、スケーラブル、
 -  輪郭線を座標データや数式で持つ。拡大しても、ギザギザが出ない。
TrueType (Microsoft + Apple), Adobe PostScript フォント (Type 1), Adobe CID (Character Identifier)。
 
レポート、論文などよく使われるフォント
-  本文は、Times、Computer Modern (TeX)、明朝体
 -  強調する時には、Italic/Bold、ゴシック体
 -  コンピュータの出力は、等幅の Courieなど。
 -  ギリシア文字文字に、Symbol
 
図を挿入する時には、単に挿入すると、「(大きな)文字」として扱われる。
位置をページに固定するには、「テキストボックス」を作り、その中にキャプ
ション(説明)と共に入れる。
テキストボックスには、「アンカ(いかり)」がある。テキスト上のどのパラ
グラフかに属する。テキストボックスは、基準になるパラグラフと同じページ
に含めるようにする。
テキストの流し込みとは、図の横にもテキストが来るようにする。これを実現
するには、テキストボックの書式設定のウインドウで、「レイアウト」タブの
「折り返しの種類と配置」では、「四角」を選ぶ。
図は、ページの上に浮かせることが一般的である。これを実現するには、「レ
イアウト」タブの「詳細」では、「横の配置」や「縦の配置」の基準を、「余
白」にして、位置をドラッグして合わせる。
「サイズ」タブの高さや幅で、大きさを調整する。図は大きく作って縮めた方
がきれいに印刷される。
「テキストボックス」中には、3行の改行を入れる。
真ん中の行に、図を貼る。
図の場合、下に、キャプションを入れる。
表の場合、上に、キャプションを入れる。
Microsoft Word をドローツールとして使う時には、図は別ファイルに作って保
存しておき、テキスト・ボックスに挿入するとよい。
LaTeX のラベル定義(\label{})と参照(\ref{})と同様に、章、節、項の番号、
図番号、参考文献の番号などを参照することができる。
参照元を作成することを
Microsoft Word では、「クロスリファレンス」を挿入すると考える。
参照先として、章、節、項を指定するには、「番号付きの項目」や「見出し」
のスタイルを設定する。図表の場合は、「図番号の挿入」を使う。
参照先が見つからないと「
エラー! 参照元が見つかりません。
」と表示される。
参照機能にバグがあり、「第0章」と表示されることがある。
スタイルの設定を簡単に行うために、次のような仕組みが利用できる。
これらは、「表示」メニューから表示・非表示を切り替えられる。必要な時に
必要なものだけを表示した方が、操作が楽になる。
Microsoft Word には簡単な描画機能もあるが、使いにくい。まだ、
PowerPoint を使った方がよい。どうしても使う場合には、1つの図を1つのファ
イルで作成してコピー&ペーストで挿入する。
文書を木構造で作成していくためのプログラム。
Microsoft Word の場合、「表示」メニューから「アウトライン」を選ぶと、ア
ウトライン・プロセッサとして働く。
Emacs にもアウトライン・プロセッサの機能がある。
The Unix Super Text 19章 Emacsの活用/19.3.2 その他のメジャーモード 参照参照。
プレゼンテーション(発表)のためのプログラム。
「スライド」を作っていく。1分1枚。
ツール自体の使い方は、それほど難しくはない。難しいのは、発表の組み立て
方である。
情報科学類では、プレゼンテーションを重視しているが、「コンピュータリテ
ラシ」では、扱わない。発表の組み立てを指導することは、大人数で難しいの
で。
プレゼンテーションを訓練する機会
-  卒業研究 (4年生)
 -  情報特別演習I (2年)
 -  情報特別演習II (3年)
 
PowerPoint を、ドローツールやアウトライン・プロセッサとして使っている人
もいる。
実習時間中には、
以下の課題をできるだけ多く行いなさい。全部を行う必要はない。
w3mは、
iTerm 等の文字端末の中で動作する
Web ブラウザである。
w3m を使うと、HTML ファイルをタグを含まないテキスト(プローン・テキスト)に
変換することができる。この機能を確認しなさい。
$ w3m -s index.html > index.txt 
                                         w3m の -s オプション (SHIFT_JIS)
このように、w3m に -s オプションを付けると、
文字コードとして Shift_JIS が使われる。他にも、-e (EUC) や -j (JIS) 
オプションがある。
Firefox には、HTML で記述されたファイル(やWeb ページ)を保存する機能がある。
この時、元の HTML ではなく、テキストで保存することができる。この機能を
確認しなさい。
-  ファイルを開く(「ファイル」メニューから「ファイルを開く」を選ぶ。
 -  「ファイル」メニューから「別名でページを保存」を選ぶ。
 -  「保存ファイル形式: 」として、「テキストファイル」を選ぶ。
 -  「名前」の所では、
拡張子として、
.html ではなく .text や
.txt とする。
 -  「場所」では、ディレクトリを選ぶ。「名前」の右の「▼」や「▲」を押
すと、ディレクトリを選択する表示が変化する。
 
Emacs
で保存したテキスト・ファイルの漢字コードを調べなさい。
必要ならば、
set-buffer-file-coding-system
(練習課題 
EmacsのM-x set-buffer-file-coding-system
)
で漢字コードを変換し、ワードプロセッサで読み込みなさい。
nkf (network kanji finter)
は、漢字コードを変換するコマンドである。
nkf コマンドに --guess オプションを付けると、
文字コードの推定を行い、(返還後のデータではなく)推定結果を表示する。
この機能を用いて、文字コードの判定を行いなさい。
$ nkf --guess file.html 
$ nkf --guess file.txt 
必要ならば、文字コードを変換しなさい。次の例は、「-s」オプション
を用いて、Shift_JIS へ変換している。
$ nkf -s file.txt >  file-sjis.txt 
「-s」オプションの他に、
-e (EUC)、-j (JIS)、-w (UTF-8)
オプションもある。
標準入出力の切り替え(redirection リダイレクション)
を使う時には、入力ファイルと出力ファイルを別のものにする。
次の例は、テキストファイルfile.txtの漢字コードを Shift_JIS に変
換しようとしているが、この方法は
うまくいかない
(重要なファイルで試してみてはいけない)。
$ nkf -s file.txt > file.txt 
その理由は、標準出力の切り替え> を使った瞬間にファイルの内
容が消されるからである。漢字コードを変換したい時には、次のように一度、
別の一時ファイル(temporary file)に保存する。
$ ls tmpfile 
ls: tmpfile: No such file or directory
              (ファイルが存在しないことを確認)
$ nkf -s file.txt > tmpfile 
$ mv tmpfile file.txt 
$ 
なお、この方法ではファイルのモードは保存されない。必要なら ls -l で調べ
て、後でchmod で戻す必要がある。
lv コマンド
は、長いファイルを1ページづつ読むためのプログラム(ページャ)であるが、
ファイルの文字コードを画面(端末)の文字コードへ変換しながら表示する機能
がある。画面の代わり、標準出力をファイルを切り替えることで、文字コード
変換プログラムとしても利用できる。このことを確認しなさい。
$ lv -Os < file.txt > file-sjis.txt 
$ lv -Oe < file.txt > file-euc.txt 
$ lv -Oj < file.txt > file-jis.txt 
detex コマンドで TeX (LaTeX) ファイルから 「\」で始まる TeX の命令を削
除しなさい。
$ detex file.tex > file.text 
$ detex file.tex | nkf -s > file.text 
coins の環境では、Microsoft Officeに含まれるプログラム
(Microsoft Word, Excel, PowerPoind等)
を実行すると、次のようなエラー・メッセージが表示されることがある。
(クリックで拡大)
図? 「Officeデータベースに問題があります」という警告
このメッセージに従っても、残念ながら問題は解決されない。
このようなメッセージが表示された場合には、「OK」ボタンを押し、
利用しなさい。
もしこれが煩わしいならば、次のコマンドを実行することで、警告が出ないよ
うにすることができる。ただし、いくつかの初期設定が失われることになる。
失われてもよいならば、以下のプログラムを実行しなさい。
$ coins-msoffice-reset-config 
実行したら、yes/no の問い合わせがなされる。それに yes と答えると、設定
がリセットされる。その後、ログアウトしてログインし直しなさい。
このプログラムを実行すると、次のファイルが作られる。
このファイルは、Microsoft Office 以外のプログラムが参照するので、他のプ
ログラムの動作が変わることがある。pbcopy, pbpaste コマンドの動作が変わ
ることが知られている。
Microsoft Officeに含まれるプログラム(Microsoft Word, Excel, PowerPoind
等) を最初に実行した時に、次のように「セットアップアシスタント」が実行
されることがある。
(クリックで拡大)
図? Microsoft Officeセットアップアシスタント
-  これらのユーザ情報を設定しなくても、Microsoft Office を利用することはで
きる。
 -  「カスタマ エクスペリエンス向上プログラム」にも参加する必要はない。
 -  「登録」をする必要はない(大学で登録しているので、個人では登録しないこと)。
 -  「Microsoft AutoUpdate」が実行されたら、ラジオボタンで「自動」から
「手動」に切替え、終了するとよい。「アップデート」ボタンを押さないこと。
(coinsの環境では、管理者が確認するので、一般ユーザは確認不要。)
 
Microsoft Word を実行しなさい。
Microsoft Word を実行しなさい。そいて、一番上のメニューバーにある「ヘル
プ」メニューから「Word ヘルプ」項目を選択しなさい。
「オフライン」は、ネットワークに接続されていなくても利用できる。
右上のテキストボックスにキーワードを打ち込み、リターン・キーを押すと
検索することができる。
一番上の「トピック」ボタンを押すと、「目次|検索」のサイドメニューの表
示・非表示を切り替えることができる。
目次や検索を使って、次の項目を確認しなさい。
-  「スタイル」
 -  「テキスト ボックス」(「テキスト」と「ボックス」の間に空白を入れる)
 
ヘルプを終了しなさい。
「情報処理実習用手引き」に含まれている
Microsoft Word の章を表示しなさい。
-  筑波大学全学計算機システムホーム・ページ
 -  
http://www.u.tsukuba.ac.jp/
 -  情報処理実習用手引き
 -  
http://www.u.tsukuba.ac.jp/tebiki/tebiki.pdf。
上のホーム・ページから、左側のメニューの「共通科目情報処理」グループの中から「情報処理手引き」を選ぶ。
 
第6章 文書の作成と編集(Word2007の使い方)参照。
Microsoft Word で読み込むためのテキストファイルを作成しなさい。次の方法
が考えられる。
-  HTML ファイルからタグを取り去る
 -  LaTeX ファイルから LaTeX の命令を取り去る
 -  Emacs で作成する
 -  その他
 
漢字を含むテキストの場合、文字コードとしては、Shift JIS を使うとよい。
Shift JIS に変換する方法としては、次のような方法がある。
文字コードが Shift JIS のテキスト・ファイルを、ワードプロセッサに読み込
み、ワードプロセッサの文書として保存しなさい。
-  Microsoft Word を実行する
 -  一番上のメニューバーにある「ファイル」メニューから「開く」を
選ぶ。
 -  ファイルを開くウィンドウで、場所(ディレクトリ)を選ぶ。
 -  選択対象として「全ての読み込み可能なファイル」を選ぶ。
 -  「開く」ボタンを押す。
 -  「ファイル変換」のウィンドウが表示されたら、
文字コードとて「Mac OS(既定値)」や、
その他の「Japanese (Mac OS)」等、適切なものを選ぶ。
 -  「OK」ボタンを押す。
 
読み込んだテキスト・ファイルを、次のようにして保存しなさい。
-  一番上の「ファイル」メニューの「別名で保存」を選ぶ。
 -  「場所」として、ディレクトリを選ぶ。
「名前」の右の「▼」や「▲」を押
すと、ディレクトリを選択する表示が変化する。
 -  「フォーマット」として、「Word 97-2004 文書(.doc)」か、「Word 文書
(.docx)」を選ぶ。
 -  「拡張子を追加する」というチェックボックスにチェックを入れる。
「名前」の所に表示されるファイル名の拡張子が付いている。
 -  「名前:」のものを、分かりやすいものを入れる。
 -  最後に、「OK」ボタンを押す。
 
Web ブラウザやプレビュー等でテキストが選択できる場合、それをワードプロ
セッサに取り込むことができる。これを確認しなさい。
-  Firefox 等の Web ブラウザで、必要なテキストを選択し、
「編集」メニューで「コピー」を選ぶ。
 -  Microsoft Word  を実行する。
 -  実行すると、自動的に空の文書ファイルが表示される。表示されない時には、
一番上のメニューバーにある「ファイル」メニューから
「新規作成」を選ぶ。
 -  一番上の「編集」メニューの「形式を選択してペースト」を選ぶ。
 -  「ペーストする形式」として「テキスト」を選び、「OK」を押す。
 -  一番上の「ファイル」メニューの「別名で保存」を選ぶ。
 -  「場所」として、ディレクトリを選ぶ。
「名前」の右の「▼」や「▲」を押
すと、ディレクトリを選択する表示が変化する。
 -  「フォーマット」として、「Word 97-2004 文書(.doc)」か、「Word 文書
(.docx)」を選ぶ。
 
「形式を選択してペースト」ではなく「ペースト」を選ぶと、書式まで含めて
コピーされることがあり、今日の課題へ回答するには問題がある。今日の課題
では、ペーストする時には、必ず「形式を選択してペースト」を選び、ペース
トする形式として「テキスト」を選びなさい。
次の操作を行いなさい。
-  カーソルの移動
 -  テキストの選択とコピー、カット
 -  ペースト
 
読み込んだテキスト・ファイルに対して、スタイルを用いて整形しなさい。
-  「ファイル」メニューの「ページ設定」で紙の大きさや向きを指定する。
 -  「書式」メニューの「文書のレイアウト」を選び、「文字数と行数」、
「余白」を調整する。この時、「選択範囲」は、「文書全体」になっているこ
とを確認する。
最後に「OK」ボタンを押す。
 -  
テキスト全体を選択(「編集」メニューで「全てを選択」)し、全体を「標準」
や「本文」にする。
-  「編集」 メニューから「全てを選択」を選ぶ (
+A)
 -  「書式」メニューから「スタイル」を選ぶ。「文字/段落スタイル」の設定の
ウインドウが開かれる。
 -  「スタイル:」の項目の中から、「標準」を選ぶ。
 -  「設定」ボタンを押す。
 
 -  表題、見出し、箇条書きなど、「標準」以外のスタイルを設定したいテキ
ストを、マウスで選択する。
 -  「書式」メニューから「スタイル」を選ぶ。
 -  「一覧:」では「現在使われているスタイル」ではなく、
「全てのスタイル」を選ぶ。
 -  次のようなものから適切に選ぶ。
-  タイトル部分ならば、「表題」
 -  見出しの部分を、「章/節」、「見出し1」、「見出し2」、・・・、
 -  番号なし(「・」)の箇条書きの部分は、「箇条書き」、「箇条書き2」、・・・
 -  番号付きの箇条書きの部分は、「段落番号」、「段落番号2」、・・・
 
 
3. の手順を行わないと、「書式なし」となってしまい、スタイルの調整がやり
にくくなる。
書式パレットを表示・非表示を切り替えなさい。
-  「表示」メニューから、「ツールパレット」のグループの
「書式パレット」のチェックを入れたりはずしたりする。
 
書式パレットの次の機能を利用してみなさい。
-  スタイルの設定。
-  書式パレットの「スタイル」の部分をクリックして、
スタイルの表示を展開する。
 -  「一覧」では、「全てのスタイル」を選ぶ。
 -  変更したいテキストを、ドラッグして選択する。
 -  
書式パレットの「適用するスタイルを選択」の下から
目的のスタイルを探してクリックする。
 
 
書式設定のためのツールバーの表示・非表示を切り替えなさい。
-  「表示」メニューから、「ツールバー→書式設定」に
ついているチェックを入れたりはずしたりする。
 
書式設定ツールバーの次の機能を利用してみなさい。
-  スタイル設定。変更したいテキストを、ドラッグして選択し、
ツールバーの一番左側のスタイルの表示から、目的のスタイルを選ぶ。
 
ヘッダ、または、フッタを作成し、ページ番号を挿入しなさい。
-  「表示」メニューで「ヘッダとフッタ」にチェックを入れる。
 -  必要な場所に、カーソルを移動させる。
 -  「挿入」メニューから「ページ番号」を選ぶ。
 
環境設定で、Microsoft Word の動作を自分の好みに変更することができる。
次のような変更を行うことを勧める。
次の操作を行い、これらの表示しなさい。
-  「Word」メニューの「環境設定」を選ぶ。
するとと、Microsoft Word の動作を変更する
ためのウインドウが開かれる。
 -  「作成および構成」のグループにある「表示」ボタンを押す。
 -  「表示」グループにある「アンカー記号」にチェックを入れる。
 -  「編集記号」のグループにある「段落」にチェックを入れる。
 
テキストボックスを使って、図を挿入しなさい。
-  「挿入」メニューから「テキストボックス→横書き」を選ぶ。
 -  挿入したい場所でドラッグして、位置と大きさを決める。
 -  図の中に3行、空行を入れる。
 -  上の行に、「挿入」メニューから「図→ファイルから...」を選ぶ。
 -  下の行に、キャプション(次の練習問題参照)を入れる。
 
環境設定で、アンカー記号を表示しなさい。
アンカー記号を表示したら、ドラッグして、アンカーの位置を変えてみなさい。
次のようにして、テキスト・ボックスの書式を変更しなさい。
-  目的のテキスト・ボックスにマウスのカーソルを移動させる。
すると、
テキスト・ボックスの外縁まで来た時に
カーソルの形状が「十字の矢印(←↑↓→)」になる。
 -  シングルクリックでテキストボックスを選択する。
 -  「書式」メニューの「テキストボックス」を選ぶ。
すると、テキストボックスの書式を設定するウインドウが表示される。
 
書式としては、次のように設定してみなさい。
-  「色と線」タブで、「塗りつぶし」の「色:」を「塗りつぶしなし」にする。
 -  「色と線」タブで、「線」の「色:」を「線なし」にする。
 -  「レイアウト」タブで、「詳細」ボタンを押す。
-  「配置」タブで、「横位置」を余白にする。
 -  「配置」タブで、「縦位置」を余白にする。
 -  「文字列の折り返し」を「四角」、または、「上下」にする。
 
 
テキストボックスの2行目に、図を挿入しなさい。
-  Firefox、
「プレビュー.app」、「OmniGraffle (オムニグラフ)」、
等の図を表示できるプログラムで、図をコピーする。
 -  テキストボックスの中の2行目にペーストする。
 -  図の縁をドラッグして、大きさを整える。
 
図にキャプションをつけなさい。
-  マウスのカーソルをクリックなどで、(テキストボックスの中の図の下な
ど)目的の位置(テキスト・ボックスの3行目)に移動させる。マウス・カーソル
形状は、「縦棒(|)」にする。
 -  「挿入」メニューから「図表番号」を選ぶ。
 -  「ラベル名」から適当なものを選ぶ。図の場合、「図」を選ぶ。
(新しく「ラベル名」ボタンで作成することもできる。)
 -  必要なら、「番号付け」を変更する。
 -  「OK」ボタンを押す
 -  図の番号に続いて、説明(キャプション)のテキストを打ち込む。
 
Microsoft Word では、次のようなものを参照することができる。
この機能を利用してみなさい。この機能を利用する前に、番号付きの見出し
(章、節、項)や図のキャプションを先に設定しなさい。
-  参照(元)を挿入したい部分にカーソルを移動させる。
 -  「挿入」メニューから「クロスリファレンス」を選ぶ。
-  「参照する項目」として「見出し」の場合、
「クロスリファレンスの文字列」として「見出し番号」
を選ぶ。番号に続き、「1章」「1節」のように続ける。
 -  「参照する項目」として「図」の場合、「番号とラベルのみ」を選ぶ。
 
 -  「挿入」ボタンを押す。
 -  「閉じる」ボタンを押す。
 
セクション単位で、段組を変更することができる。
よく使われるのは、次のようなものである。
-  文書の先頭のタイトルや氏名の部分は、1段組
 -  残り、2段組
 
このような形式にするには、セクションを作成して、各セクションの段組み数
を変更すればよい。このことを試してみなさい。
-  セクションの区切りにしたい所にカーソルを移動させる。
 -  「挿入」メニューから「セクション区切り(現在の位置から新しいセクション)」を選ぶ。
 -  後半のセクションの部分にカーソルを移動させる。
 -  「書式」メニューら「段組」を選ぶ。
 -  種類として「2段」を選ぶ。
 -  適用するメッセージ(範囲の間違い?)として「このセクション」や
「これ以降」を選ぶ。
 -  「OK」ボタンを押す。
 
MacOSX に付属のテキストエディタ「テキストエディット.app(TextEdit.app)」
を使ってみなさい。
「テキストエディット.app」は、プログラムは、「アプリケーション」の中に
ある。アプリケーションは、Finder で Shift+Command+A と打つか、「移動」
メニューから「アプリケーション」を選ぶ。次のように端末からコマンドを打っ
てもよい。
% open /Applications/TextEdit.app 
最初に実行した時には、ファイルの形式が RTF (Rich Text Format) になって
いるかもしれない。RTF は、ワードプロセッサ間で文書を交換する時に用いる
形式である。レポートの提出で求められている「プレーンテキスト(plain
text、単純に文字コードだけが並んでいるもの。タグやフォーマットの記述が
含まれていない。)」ではない。
テキストエディットが標準で扱う形式が
RTF になっていた場合、次のようにして、プレーンテキストを標準にする。
-  「テキストエディット」メニューから「環境設定」を選ぶ。
 -  「新規書類」タブを開く。
-  「フォーマット」の所で「リッチテキスト」ではなく「標準テキスト」を選ぶ。
 -  「フォント」を見やすいものに変える。
たとえば、「Monaco 14」
 
 
Emacs で保存したファイルを「テキストエディット.app」で開くとどうなるか
調べなさい。逆に、「テキストエディット.app」で保存したファイルをEmacs
で開くとどうなるか調べなさい。
どの文字コードなら「テキストエディット.app」で開けるかしらべなさい。ま
た、改行コードがどうなっているかを調べなさい。
「テキストエディット.app」は、様々な文字コード(エンコーディング)のテキ
スト・ファイルを読み書きできるが、標準ではメニューに現れていないことが
ある。次の方法でメニューに現れるものを増やしなさい。
-  「テキストエディット.app」を実行する。
 -  「テキストエディット」メニューから「環境設定」を選ぶ。
 -  「開く/保存」のタブを選ぶ。
 -  「標準テキストのエンコーディング」の下にある「ファイルを開く時」と「ファイルを保存する時」で
「エンコーディングリストをカスタマイズ」を選ぶ。
 -  それぞれ次のものを含めるようにすると良い。
-  「日本語」のものを全て 
 -  Unicode(UTF-8)
 -  その他、自分が必要とするもの。
 
 
「テキストエディット.app」を使って、テキスト・ファイルの文字コードを変
換しなさい。「テキストエディット.app」は、ファイルを開く時に文字コード
の自動判定の機能が弱い。その場合は、ファイルを開く時に明示的に選択する
ことができる。この機能を使って、文字コードが EUC のファイルを開いてみな
さい。
-  「ファイル」メニューから「開く」を選ぶ。
 -  ファイルを選択する。
 -  「標準テキストのエンコーディング」を「自動」から「日本語(EUC)」に
変える。
 -  「開く」ボタンを押す。
 
同様に、JIS コードのファイルを開いてみなさい。なお、Shift JIS について
は、「自動」で対応できることが多い。
ワードプロセッサで作成した文書を、テキスト形式で保存してみなさい。どの
ようなテキストが生成されているかを観察しなさい。文字コードや改行コード
がどうなっているか調べなさい。
ワードプロセッサで作成した文書を、HTML 形式で保存してみなさい。どのよう
な HTML が生成されているかを観察しなさい。Web ページ作成する時にワード
プロセッサを利用することの利点と問題点について考えなさい。
ワードプロセッサで作成した文書を、RTF 形式(Rich Text Format)で保存し
てみなさい。それを、lv コマンド、Emacs で観察しなさい。
もう一度、ワードプロセッサで開いてみなさい。何が保存され、何が失われる
か観察しなさい。
ワードプロセッサで表を作成してみなさい。
-  表を文書の挿入する。「罫線」メニューの「挿入」の中の「表」を選ぶ。
 -  項目を埋める
 -  行を追加する。
 -  行を削除する。
 -  列を追加する。
 -  列を削除する。
 -  複数のセル(升目)を統合する。
 
表の操作には、「罫線」メニュー、「罫線」ツールバー、コンテキストメ
ニュー、操作パレットの「罫線と網かけ」が使える。
ワードプロセッサで数式を挿入してみなさい。
-  「挿入」メニューから「オブジェクト」を選ぶ
 -   「Microsoft 数式」を選ぶ。すると、「数式エディタ」が実行される。
 -  数式エディタで、数式を書く。
 -  数式エディタを保存するか、「ファイル」メニューの「更新」を選ぶと、
ワードプロセッサ文書の中の数式が更新される。
 
一度作成した数式は、ダブルクリックするなどして編集できる。
LaTeX と、次の観点から比較しなさい。
-  印刷した時の仕上がり
 -  意味の記述のしやすさ
 -  見た目の編集のしやすさ
 
どのようなフォントが利用可能か調べなさい。
-  Microsoft Word の「フォント」メニュー
 -  Font Book アプリケーション。(open "/Applications/Font Book.app/")
 
フォントには、Regular、Bold、Italic などが含まれているものと含まれてい
ないものがある。含まれていないものについても、ワードプロセッサでは利用
できる。その場合の印刷品質がどうなるか調べなさい。
「テキストエディット.app」により、Microsoft Word文書ファイルを開いて表
示してみなさい。また、RTF 形式で保存したファイルを開いて見なさい。何が
保存され、何が失われているか観察しなさい。
Windows で Microsoft Word を実行し、次のようなことを調べ、考察しなさい。
 
-  同じ文書を開いた時に、表示が変わることがある。どのような場合に変わるか調べなさい。
 -  他の人へある情報を伝えたい時、文書をワードプロセッサの文書の形式で
渡す方法の利点と問題点を考えなさい。他の方法(テキストで渡す方法、PDF
を使う方法など)と比較しなさい。
 
OpenOffice を利用してになさい。
$ open /Applications/OpenOffice.org.app  
その機能を確認しなさい。使い勝手を評価しなさい。
OmniGraffle (オムニグラフ)を利用してになさい。
$ open "/Applications/OmniGraffle 5.app" 
図形の描画を行いなさい。描画した図形を、「ファイル」メニューから「書き
出し (Option+
+E)」を選び、いくつかの方法で書き出しなさ
い。書き出したファイルを、ワード・プロセッサや LaTeX 文書に挿入しなさい。
どの形式で書き出した方がよい品質を得られるか評価しなさい。
また、図をコピー&ペーストで挿入した時と品質を比較しなさい。
図の形式で、ベクトル形式のものとイメージになるものとを比較しなさ。
2レベル(章、節、HTMLでは、<H1>と<H2>)
または、
3レベル(章、節、項、
HTMLでは、<H1>、<H2>、<H3>
)の見出しを持つ文書を作成しなさい。
それをアウトライン・モードで表示しなさい。
次の機能を確認しなさい。
-  レベル上げ、レベル下げ
 -  展開、折りたたみ
 -  レベル1だけ表示、レベル2だけ表示
 -  ページレイアウトとアウトライン表示の切り替え(「表示」メニュー)
 
これらの機能の多くは、アウトライン用のツールバーを表示すると、
簡単に利用できるようになる。
そのツールバーを表示するには、「表示」メニューの「ツールバー」項目の中で
「アウトライン」のチェックを入れる。
Emacs の outline-mode を利用してみなさい。
The Unix Super Text 19章 Emacsの活用/19.3.2 その他のメジャーモード 参照参照。
準備として、次のようなテキストを用意しなさい。
- 見出しに相当するテキストの行頭に、
「*」、「**」、または、「***」を置く。それぞれ、
レベル1、レベル2、レベル3の見出しに相当する。
 
ファイルを C-x C-f 等で開き、M-x outline-mode と打ち、アウトライン・モー
ドにしなさい。そして、次のキー操作の機能を確認しなさい。
| キー | 	機能 | 
| C-c C-t | 	hide-body | 
| C-c C-a | 	show-all | 
| C-c C-d | 	hide-subtree | 
| C-c C-s | 	show-subtree | 
| C-c C-p | 	outline-previous-visible-heading | 
| C-c C-n | 	outline-next-visible-heading | 
M-x describe-bindings で、他にどのようなキー操作が可能か調べなさい。
ファイルとしては、次のものを利用してもよい。
-  
~yas/public_html/coins/literacy-2011/2011-06-07/index.html-m4
 
PowerPoint で図を作成しなさい。それを、ワードプロセッサに挿入しなさい。
PowerPoint を、アウトライン・プロセッサとして利用しなさい。
(1) と (3) [加点] の結果を、TA に提示し、確認番号を受け取りなさい。レポー
トには、受け取った確認番号を記入しなさい。
締め切り日に確認番号を受け取ってから提出してもよい。
(1) スタイルを活用した Microsoft Word、または、OpenOffice の文書を作成
しなさい。元の文書としては、次のいずれかを利用しなさい。
次のような文書の構造に関連したテキストに対して,新たに自分で定義したス
タイルや最初から定義されているスタイル(変更してもよい)を適応しなさい。
最終的な結果は、Web ページ、または、LaTeX と似せて作りなさい。完全に同
じでなくてもよい。2段組(ダブルカラム)でなくてもよい。フォントや文字の大
きさが違っていてもよい。行間やインデントが違っていてもよい。図は、別の
ものでもよい。
文書には、図を含めなさい。図は、テキストボックス
を用いて、余白に固定しなさい。図は、ページの上に、表はページの下に来る
ように固定することが一般的である。図には、図表番号とキャプションを付け
なさい。
文書に、章、節、項、図等への参照を1つ以上含めなさい。
(2) 「情報処理実習用手引き」の9章を読みなさい。
そして次の点について、次の項目について簡単に説明しなさい。
-  セル
 -  アクティブなセル
 -  「#####」という表示の意味
 -  「2009-04-01」という入力の意味
 -  「=A1」の意味
 -  「=SUM(C3:G3) 」の意味
 
(3) [加点] Microsoft Word のアウトライン・プロセッサ機能、および、
Emacs の outline-mode で章、節、項等から構成される木構造を記述しなさい。
前者を TA に示し、確認番号を受け取りなさい。後者のファイルを、レポート
に含めなさい。
(4) [加点] 以下のドローツールのうち、2つ以上で図を作成しなさい。
-  OmniGraffle (オムニグラフ)
 -  OpenOffice の 図形描画(Draw)
 -  tgif
 -  PowerPoint
 -  Microsoft Word の描画機能(別ファイルに作成)
 -  その他類似のもの。ペイントは不可。
 
ワード・プロセッサに図として取込み、品質を評価しなさい。レポートには、
利用したドローツール、および、ワード・プロセッサに取り込んだ方法、ベク
トル形式かどうか、および、それをどのようにして調査したのかを記入しなさ
い。
Last updated: 2011/06/03 18:42:49
 
 Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>