コンピュータリテラシとは

					2008年04月11日
情報科学類 コンピュータリテラシ

                                       筑波大学 システム情報工学研究科 
                                       コンピュータサイエンス専攻, 電子・情報工学系
                                       新城 靖
                                       <yas@is.tsukuba.ac.jp>

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http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/

■連絡事項

教室、実習室、履修申請時の科目番号を間違えないように注意する。 教室、実習室、履修申請時の科目番号を間違えないように注意する。
担当教員
新城 靖
教室
3A308
実習室
3C113
科目番号(情報科学類)
GB1 0621, GB1 0633
科目番号(国際総合学類)
R51 1211, R51 1223

■コンピュータリテラシとは

宿題の予告

■コンピュータリテラシとは

リテラシ(literacy)
読み書き(そろばん)、江戸時代なら
日常生活を営む、大学で学ぶ上で、知るべきこと

■大学での勉強の仕方

◆教育と訓練

大学と専門学校の違い。

Gerald M Weinberg: "Psychology of Computer Programming", Van Nost. Reinhold (1972). ISBN: 0442292643

ジェラルド・M・ワインバーグ: "プログラミングの心理学", 技術評論社 (1994). ISBN: 4-7741-0077-3

「教育」とは一般的な原理、技能の獲得をいい 「訓練」とは個別的技能の獲得をいう。 ... だがもっと重要なのは、教育は何らかの訓練を前提としなければ起こり得ない 可能性がある、ということだ。

本質的なこと、一般的な原理、10年持つ知識。

例:ワードプロセッサ

◆この授業の意義

この授業の内容は、全てインターネット上にある。 インターネットがあっても、この授業には意義がある。

◆キャッシュ

大学の授業は、どれも自分の頭(キャッシュ(専門用語))に重要な 情報を入れること。

キャッシュ(cache)
高速化のための小容量のメモリ。
自分の頭をキャッシュとして使う

◆教育方針

一人ひとりの力を最大限に延ばしたい。

一斉授業の限界:

授業の目標

大学では、単に100点でも、単に最低点でも不十分。

◆大学の授業

もっと大事なことは、授業にないことでも自分で課題を見つけて挑戦して行く こと。

◆インターネットと教科書

授業でカバーできないものは、インターネットと教科書を使う。

教科書(text book)は、玉を編纂したもの。

山口和紀, 古瀬一隆, 中村敦司, 新城 靖, 西山博泰, 林 謙一, 金谷英信, 鈴 木孝幸, 端山貴也: "新The UNIX Super Text ", 技術評論社 (2003年3 月25日). ISBN: 4774116823, 4774116831.

年間授業料の1%。この内容は、4年間使える。 来年度、不要なら下級生に売ってもよい。

授業休んでアルバイトに行くと赤字。

http://www.coins.tsukuba.ac.jp/~itoh/literacy-08/,Aクラスの資料も使える

◆教えたいこと

何か改善点を思いついたら、メモしておくとよい。情報科学類生はプロになって しまい、初心を忘れてしまう。

■情報科学類/情報学類コンピューティング環境

情報科学類/情報学類で用意しているコンピュータ、ネットワーク、プリンタなど。 授業の課題を行うために使う。 「情報科学類/情報学類教育用計算機」とも言う。 計算機==コンピュータ。 計算機と電卓(calculator)は違う。

学類コンピューティング環境を利用するには、 しばしば、ログイン・アカウント(ユーザ名とパスワード)が必要になる。 実習室(端末室)で使うには、入室カードが必要になる。

学類コンピューティング環境の見方

できることとやってよいことは違う。

悪いことに使ってはいけない。

学類計算機運用委員会
学類の役割分担で、情報学類コンピューティ ング環境を維持管理する責任を持つ委員会。

■利用規程、ガイドライン

情報科学類は、2007年4月に情報学類で作成された規定やガイドラインをそのま ま引き継いだ。

学類、大学のコンピュータやネットワークを使わない場合、これらの利用規程 やガイドラインには縛られない。

だからといって、自宅のコンピュータとネットワークで何をしてもよいという わけではない。

◆AUP(Acceptable Use Policy)

資金提供者や管理者が規定している「受け入れ可能な利用目的」。 日本語では、否定を使って「利用制限」と言った方がわかりやすいかもしれない。

大学構内の部屋や道路で何をしてよいか。

◆ネチケット

法律や規則にするにはなじまないが、守りたい礼儀・作法・行儀。 ネットワークとエチケットから作られた言葉である。

■アカウント/入室カード申請・誓約書

■予習

■課題1 規約、ガイドライン

課題1 規約、ガイドライン
Last updated: 2008/04/11 12:41:30
Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>