情報科学類 Q&A
情報科学類に関する、よくある質問についてお答えします。
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情報科学類を卒業した後の就職状況を教えてください。 -
情報科学類は就職に関して最も実績のある学類の一つです。例年、就職希望の学生約20名に対して、情報科学類に届く求人は約260社に上ります。情報技術に精通した人材は、ありとあらゆる業種において必要とされており、これからも発展し続ける情報化社会を牽引する存在となるでしょう。
- 大学院への進学状況を教えてください。また、大学院へ進学した人たちの就職はどのようになっていますか?
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2014年度の情報科学類の実績では、卒業生95名のうち68名が大学院に進学しました。情報科学類で身につけた能力を大学院でさらに磨きをかけることにより、就職に関してはより広い可能性が開けます。例えば、大企業の研究者から大学教員まで研究の第一線で活躍する先輩、高度職業人として企業の開発現場のリーダとして活躍する先輩、あるいは学んだ技術をもとに自らの会社を興す先輩等、まさに様々な職業で活躍しています。
- コンピュータを使った経験はわずかで、プログラムといえるようなものもほとんど書いたことがありません。
情報科学類に入学しても大丈夫でしょうか? -
まったく問題ありません。コンピュータの専門家としての教育はほとんどの学生が大学で初めて経験することであり、不正確な知識や先入観のない方が本当の専門的知識を学ぶ上で有利になることさえあります。真に必要なものはやる気です。それでも心配という人もいると思いますが、大丈夫。1年生春学期の「コンピュータリテラシ」という基礎科目でコンピュータの扱いに関する基本的な技能を身につけますが、その時点での経験の違いによってコース分けを行い、前提となる知識に応じたきめ細かい指導を実現しています。
情報科学類生として勉強していくには、自分のPCを持っている必要はありますか?情報科学類では24時間、十分な台数のコンピュータを利用可能になっています。自分のPCを持っていなくても、学習に全く差し支えはありません。ただし自分で持っていれば、いろいろなオペレーティング・システムやソフトウェアを使ってみる等、さまざまな有意義な使い方ができるでしょう。
情報科学類では、どのような科目が学べるのでしょうか?情報科学類は、他大学ならば3学科分に相当する科目が用意されており、本パンフレットの「カリキュラム」の頁に掲載されている、情報関連の数多くの科目の中から学ぶことができます。また、各人の興味に応じて目標を設定し、アドバイザー教官の助言を得ながら学習を進める「情報特別演習」、少人数で専門分野の英語を学ぶ「技術英語」が用意されていることも大きな特色です。全学規模で運営されている、広範な学問分野を概観できる「総合科目」も魅力ある授業です。さらに、他学群・他学類で開講されている科目も比較的自由に受講可能となっています。
教職の資格は、どのようなものが取得できますか?必要な科目を履修して要件を満たした場合には、下記の資格が取得可能です。
〈高等学校教諭一種〉 情報、数学
〈中学校教諭一種〉 数学さらに必要な科目を履修して要件を満たした場合には、上記以外の高等学校教諭一種および中学校教諭一種の免許状を取得することも可能です。詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
【筑波大学 教職課程ホームページ】 http://www.tsukuba.ac.jp/education/tt-programs/
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